戦わずして勝つ | 福井で働く株式会社ドラフト社長のblog

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孫子の兵法の有名な言葉です

それを僕なりに「ビジネスで戦わずして勝つ」方法に置き換えてみました





僕が思うにビジネスでいう「戦う」とは「価格競争」だと思います

価格競争は、自分にも相手にも何らかの損害がでます





孫子がいう最も理想に近い形の勝利とは「相手を傷つけずに勝つ」という事です


ビジネス上での戦わずして勝つとは

価格競争をせずに売上や利益を増やすのが理想の形だと思うのです





その方法が孫子の兵法書には以下のように書かれています





一番良いのは戦いが始まる前に相手の意図を読み取って事前に対策をうつ事


つまり戦う前に、相手の商品を研究し、それと同じにならないような商品を売る事だと思います







さらに以下の様な事が書いてあります


(一)戦ってよい場合と戦ってはならない場合とを分別している者は勝つ

 ※自社が売るべき商品と、売るべきではない商品が分かっている者は勝つ!



(二)大兵力と小兵力それぞれの運用法に精通している者は勝つ

 ※高価格商品と低価格商品の使い分けを知っている者は勝つ!



(三)上下の意思統一に成功している者は勝つ

 ※みんなで戦略、方向性を共有している者は勝つ!



(四)計略を仕組んで、それに気づかずにやってくる敵を待ち受ける者は勝つ

 ※相手より先にやって、相手の出方を見る者は勝つ!
   


(五)将軍が有能で君主が余計な干渉をしない者は勝つ

 ※信頼できる担当者に任せたのなら余計な干渉はしない者は勝つ!
(担当者をしっかり育てる事が前提)







相手の実情を知って自己の実情も知っていれば、百たび戦っても危険な状態にならない


相手の実情を知らずに自己の実状だけを知っていれば、勝ったり負けたりする


相手の実情も知らず自己の実状も知らなければ、戦うたびに必ず危険に陥る




こんな事を大昔に考えていた孫子は天才だと思います


しかもこれは孫子の兵法13篇の内の1篇でしかありません


孫子の兵法がビジネス書としても優れているのはこういう事なのです