“大人になった”開星・白根、3安打完封 | プロ野球・ドラフト候補選手動画ブログ

“大人になった”開星・白根、3安打完封

 奔放な言動も、ふてぶてしさも消えていた。3安打完封は「出来すぎ」。自己最速タイの149キロにも「球速は意識していない」。口を突くのは謙虚な言葉ばかり。開星の白根が“大人”になって甲子園に戻ってきた。

 勝利だけを追った。エースだった昨夏は、仙台育英(宮城)との1回戦では2点リードの九回、勝利を確信し、マウンド上で派手なガッツポーズを見せる場面もあったが、結果的には2死走者なしからの逆転負け。この日も九回1死から左前打を浴び、「去年の場面が頭をよぎったけど、あの経験で油断しないことが身についた」。27個目のアウトを確認してから、控えめに拳を握った。

 昨年、野球をやめようとした時に引き留めてくれたのは野々村監督だった。「ずっと世話になってきたので、1勝をプレゼントしたかった」。父のように慕う恩師の笑顔を何よりも喜んだ。
(デイリー)