JR北海道が初8強!道勢では6年ぶり…社会人日本選手権 | プロ野球・ドラフト候補選手動画ブログ

JR北海道が初8強!道勢では6年ぶり…社会人日本選手権

 苦しんでつかんだ1勝だ。JR北海道は6回には8―1とリードしたが、「2枚看板」の武藤、福山雄(27)が打たれ、8回には1点差に詰め寄られた。9回2死一塁。最後の打者を投ゴロに打ち取ると、狐塚賢浩監督(44)は苦笑いでベンチから歩み出た。「すごい展開でしたね。いつも投手に助けられてる打者陣がよく打ってくれた」

 13安打で9得点。京セラドーム初勝利を打撃戦で飾った。8月の都市対抗1回戦で、三菱重工名古屋に2安打完封負け。以降、課題の打力アップに向けて徹底して振り込んできた。指揮官は、「若手には毎日、特打させてました。打球も速くなり、力強い打撃ができるようになった。歴史を変えられたことは喜ばしい」と笑顔で振り返った。

 若いチームで新たな歴史を刻んだ。8月の都市対抗では先発9人の平均年齢27・77歳だったが、この日は26・11歳。1番・松原、2番・山川、5番・美馬が先発の座をつかみ、いずれも2安打。松原は「素振り、ティー、フリー打撃と朝から晩まで振ってました」と笑った。

 経験豊富な主将がバットで引っ張った。中野はこの日は先発で唯一の30代だったが、3回に先制の右越え二塁打、6回にも左中間へ2点適時三塁打。4番の仕事を果たし、勝利を導いた。

 準々決勝はNTT東日本戦。「若手を伸び伸びプレーさせて、何とか勢いで行きたい」と主将。新生JR北海道が、全国の頂点への“線路”を突っ走る。
(報知)