その昔、2年ほど実家の事情で、田舎に帰っていた事がある。
仕事も選べるような環境ではなく、とある工場で働いていた。
その時、その工場にいたのがS村さん(男性)だった。
S村さんは、プロレスラーの大仁田厚を小さくした感じの人で
自分より2つ年上だった。
入ってすぐ、自分とS村さんは親会社の工場で新しい仕事を
覚えるために、片道1時間かけて毎日2人で車で移動していた。
最初、おかしいな?と思ったのは、初日に車で移動中に、1人で
クスクス笑っているので、「どうしたんすか?」と聞いたら、
「前の車、笑ってるよね?笑ってるよね?」と自分に聞いてきた
ので、「そういえば、そう見えますね」と言ったら、急に「すいま
せん、すいません」と謝ってきた。。。
そして、すぐその後、自分達の車を追い越して行った車があった。
すると、S村さんは急に大声で、「うぉ~っ!怒りのエンブレ~ッ!」
と叫び、自分の方を向き、「これは、怒りのエンジンブレーキの略
なんですよ!」と説明を始めたが、なぜ怒っててブレーキなのか?
という疑問には答えてくれず、仕方なく自分は考えるのをやめた。
そして、また自分達の車を追い越して行った車があった。
すると、またS村さんは大声で、「うぉ~っ!怒りのエンブレ~ッ!」
と叫び、すぐその後に今度は、「そして悲しみのエンブレ・・・」と
つぶやき、「これはですね、悲しみのエンジンブレーキの略なん
ですよ」とまた説明を始めたが、エンジンブレーキをしてないのに
なぜ、エンジンブレーキという言葉がでてくるのか?という疑問には
答えてくれなかったので、仕方なく自分はまた考えるのをやめた。
S村さんは、その後も不可解な行動を連発していった。
それはまるで、自分が気付かない内にトワイライトゾーンに入って
しまったのではないか?と思うほどだった。。。