Image076.jpg
覚せい剤取締法違反で北海道警察の現職警部が逮捕された。
前代未聞の不祥事に揺れる北海道警察。
捜査協力者、銃器対策・捜査の実態、そして、警察組織だけにとどまらなかった事件隠蔽の真実とは…!?
四人以上もの死者・行方不明者が出た“稲葉事件”を追うノンフィクション。


ミステリー以外を久しぶりに読みました。
私の地元、北海道警察の不祥事(私は敢えてこう書きます)に纏わるノンフィクションです。


文章的にはすごく読みずらかったです。
作者の日記を読んでいるよう(ノンフィクションだから当たり前か^^;)
だけど、内容は非常に興味深い!
事実の解明が成されていない以上、誰が正しくて誰が悪いのかははっきりしませんが、「こんなことがあるかもしれない!」と思ってしまった時の衝撃といったら…!
まさに、「事実は小説よりも奇なり」です!


事件の捜査は既に終わっているので、本当の意味での“真実”を知ることは出来ないのでしょうが、せめて誰が一番悪かったのかだけははっきりさせてほしい。
若干消化不良です。
でも、それこそが現実なのでしょうね。
こんなことを思ってしまうのは、「やっぱりお役所は信用できない」なんて、少しだけ思ってしまうから。
役所だって人間で出来てるんだから、それも仕方ないのでしょう。
誰だって自分が一番かわいいのですから。
だからこそ“警察の不祥事”ということにしたいと私は思います。
稲葉元警部、潔かったですもん。


どうやら続編も出ているようです。
作者の感じた事実であって、本当の意味での真実ではないのかもしれませんが、気になって仕方ありません。