雑誌『メフィスト』5月号掲載


殺人犯が出題者の推理ゲームシリーズです。


殺人鬼五人がAVチャットで行う殺人犯=出題者の推理ゲーム。
動機は出題のため、犯人は出題者。
求めるのは「どうやって?」のみ。
ある雑居ビルで男が殺された。
被害者は腹部を切り開いて内蔵を取り出され、両足と右手首を切断されていた。
そのうえ、切断された両足が邪魔になりドアが開かなかったのだ。
足を置いてからでは室外に出られない。
はたして犯人はどうやって逃れたのか!?


究極のハウダニットですね。
どうやったか以外は一切考えなくていい。
非常にシンプルなため、
「そんなの分かるわけないよ!」
という、推理小説にありがちな怒りを全く感じません。
そのため、かえって真剣に考えてしまいます。
読み物として非常に楽しめました。
すごく悪趣味な犯行でしたが(笑)
そもそもこのゲーム自体が悪趣味か。
だけと、作品をシンプルにするための上手いアイディアだと思いました。


すごく面白かったので、前作も読んでみようかと思います。