雑誌『メフィスト』5月号掲載


石持浅海の新シリーズ第一話です。


主人公“川端直幸”が書店で出会った美しい女性“高野秋”は、二つの腕時計をはめていた。
二つは同じ時間をさしている。
では、なぜ“二つ”必要なのか?


というあらすじ。


相変わらず合理的です。
ツッコミ所を探してしまいました(笑)
探偵役が鋭いのも相変わらずです。


一つ気になったのが、ラブロマンスの要素が入っているところ。
それ自体に問題はないのですが、必要以上にプラトニックに描きすぎな気がしました。
そのため、心情的に入り込みづらくて、謎のほうにばかり目がいってしまう。
それなら「その要素はいらなかったのでは?」と思ってしまいました。


とは言え、まだまだシリーズ一話目。
謎解きのほうに重きを置いている作家さんなので、“新シリーズ”今後も注目していきたいです。