まずはこの記事から
白血病を患っていたオーストラリア出身のPGAツアー選手ジャロッド・ライルが8日、死去した。
36歳だった。ブリ夫人が9日、「昨夜8時20分、家族と親しい友人に看取られて穏やかに亡くなりました」
とのコメントを出した。
ライルは17歳で発症した急性骨髄白血病を克服し、2004年にプロ転向した。オーストラリアから
米国に渡り、08年には下部ウェブドットコムツアーで2勝を挙げた。12年に再発したが、2年後に
ツアーの舞台にカムバックした。
昨夏にまた再発し、3度目の闘病生活に入った。ブリ夫人は前週、治療の施しようがない状態で
終末期医療に切り替えたことを明らかにしていた。
「WGCブリヂストン招待」では、出場選手とキャディがキャップやウェアにライルのトレードカラーだった
黄色いリボンをつけ祈りを込めていた。
実は昨日GDOに『松山英樹 白血病の“戦友”のため5万ドルを寄付』のニュースがありました。
松山英樹が今年3月PGAツアーの仲間のために5万ドル(約556万円)の
寄付をしていたことが明らかになった。白血病に苦しむジャロッド・ライル(オーストラリア)の
治療を望むチャリティに賛同したもの。
松山は左手の故障により今春の「WGCメキシコ選手権」を欠場したが、同大会は出場資格を
持っていながらティオフしなかった選手について、本来賞金になるはずの金銭
(最下位の選手よりも低い額)を、希望団体に寄付できる制度を設けている。
松山は当時、白血病が再発して入院中だったライルをサポートする基金に全額を贈った。
本人は公表を控えたが、ツアー関係者によると、松山の行動により結果的に同基金が
当時設けていた目標募金額に到達した。2008年に米下部ウェブドットコムツアーで2勝を挙げた
ライルとはほぼ面識がなかったが、オーストラリアから感謝の手紙も届いているという。
現在36歳のライルは17歳のときに急性骨髄性白血病を発症した。病を克服して2004年にプロに転向し、
米国でもキャリアを過ごした。昨年の2度目の再発を経て、この夏に終末期医療に切り替え、
最期の時が近づいている。前週の「WGCブリヂストン招待」では出場選手とキャディがライルの
トレードカラーだった黄色いリボンをつけて、ツアーの仲間とその家族を激励した。
本人はもちろん家族の方達も大変だったでしょうね。
ライル氏のご冥福をお祈りいたします。
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