共同通信杯と京都記念が終わりました。現地参戦の方もそうでない方も、まずはお疲れ様でした。WIN52億越えて的中させた人は連邦のニュータイプか何かなんですかね競馬BEATで自分は視聴していたんですが、シャンプーハット恋さんの「私はWIN0でした」のボケがキレッキレで笑ってしまいました。競馬芸人の方の競馬ボケ、なんか好きなんですよね

 さて、ここから例の如く競馬オタクによる振り返り、やあってやるぜ!(ダンクーガ)


共同通信杯

 1000m通過タイムが626という超もっさりスローペースで流れ、結果的には2番手に付けていたジャスティンミラノが突き抜ける形となり前残りのレースとなりました。テン乗りの戸崎圭太、恐るべしと言ったところ。最後ジャンタルマンタルを振り切っての勝利なので勝負根性、パワーのある馬だなというのがレースを見ての感想です。ともみっちもとい管理されている友道師曰く『マカヒキやワグネリアン、ドウデュースと調教の動きも遜色ない』とかつて管理したダービー馬たちを例に挙げるほど絶賛しており、これはかなり強い馬が現れたのでは、という感じでした。

 個人的に今回注目したいのは9番人気パワーホールの逃げ。うまくスローペースに持ち込んでの粘りの3着。鞍上

田辺さんも『色々と面白い馬』との評。『強い逃げ馬がいると競馬は面白くなる』という格言があるように、競馬における逃げは時に大きな波乱を呼び盛り上げてくれます。パワーホールもまた、かつてターフを盛り上げ引っ張った逃げ馬たちのように、レースを面白くしてくれるのではないのでしょうか。今後は田辺騎手続投でも見てみたいですが、私個人としては逃げの上手い横山武史騎手や坂井瑠星騎手、武豊騎手とのコンビも見てみたいところです。

 さて、圧倒的1番人気のジャンタルマンタルはスタートこそ抜群だったもののやはりスローペースに飲まれてあと一歩届かなかった感じがしますねここで初めて土こそ付いたもののクラシックはここから。有力馬の一頭である事は間違いないので次のレースでの巻き返しに期待したいですね。

 次にエコロヴァルツなんですが道中おもっきし掛かっていましたね武豊騎手が何とか抑えたものの、テンションの高さが仇となり結果は5着。映像を見ればわかるのですがロデオになりかけていましたね。ん?これ数年前にもどっかで見たような確かチューリップ賞のメ(殴失礼、次行きましょう。

 ミスタージーティーも同様にかかってしまったようで、こちらもエコロ同様にテンションの高さが仇となってしまったのかパニック状態で走っていたとのこと。武さんや坂井くんほどの騎手でも、馬のテンションを抑えるのはなかなか難しいのでしょうか…2頭を見ていて感じたのは、若さ故の精神面での未熟さやレースに対する慣れがまだまだ必要だなという事。素質も高く見所も多いお馬さんたちなので地道に経験を重ねていって、いつか大きな花を咲かせて欲しいです。引き続き応援してます!


京都記念

 まずレース始まってすぐのホームストレッチの大歓声、いつも以上に盛り上がっていましたね!大外ながらも強気にハナを奪いにいったアフゴと内からスッと抜けたバと相まって見ていてとてもテンションが上がりました。特にアフゴことアフリカンゴールドは夢だったアイドルホース化を果たし発売から初めてのレース。淀のターフィーショップではアフゴ特設POPが作られたり、現地ではアフゴぬいを連れて歩く方々も多くいたとか。国分さん曰く道中はオーバーペースとの事でしたが、一アフゴファンとしては強気に逃げて4コーナーを駆けるアフゴに夢を見せてもらいました。アフゴお疲れ様。いいレースだったよ。

 さて、勝利したプラダリアというか鞍上についてですがやはり重賞のIKZE、恐るべしと言ったところ。これは私個人の感覚で馬券を全くやらない身ながら思うことなのですが自分がもし馬券を買うとしたら、重賞や特別レースに池添さんが乗る時点で人気薄だろうとまず軽視はできないと思っています。池添さんといえば後方からの一気や安定した先行というイメージが強いですが、よく言われるストロングポイントとして挙げられるのが『決め打ちの巧さ』。グレードの高く強気な騎乗を求められる場例えば重賞や特別レースなどにおいて高いパフォーマンスを発揮できるある意味では騎手として唯一無二と言ってもいい強みを持つのが池添さんだと私は考えています。あと何気に今回は弟の池添学厩舎のお馬さんでの勝利ということで相性はかなりいいレースだったんですね、馬の適正的にも、騎手と調教師の組み合わせという点においても。

 プラダリア自身も何度もG1の壁にぶつかりながらも挑戦を続けての重賞3勝目。やはり京都巧者は伊達じゃないですね。長距離適正も示しているので、春天あたりで走るのを見てみたいです。

 ルージュエヴァイユは今回は残念なレースでしたね。弘平さん曰く、どうも伸びきれなかったとのこと。もっとやれる馬とのことだったので、次の巻き返しを図ってほしいですね。