私が院長を務める「横浜クリニック」が今日で、開院3周年!


横浜クリニックはがんの免疫療法を中心としたクリニックです。


私はアンチエイジング医学を専門にしていますが、よく「アンチエイジングのドクターがなぜ、がんのクリニックなのですか?」と聞かれることがあります。アンチエイジングというと、どうも美容とか“若返り”というイメージを抱く方がまだ多いようです。


アンチエイジング医学=抗加齢医学の本質は、「元気で長寿を全うするための理論的・実践的科学(医学)」です。


病気・疾患にならない体を維持し、健康長寿を全うすることを目標にしています。


そのためには、


1.錆びない体作り=抗酸化


2.枯れない体作り=ホルモン


3.血管を若々しく=脱・メタボ


4.がんにならない体作り=免疫力アップ


が必要です。


横浜クリニックは、4.のところに着目したアンチエイジング医療を行っています。がんになってしまうと、健康寿命を出来るだけ長くするということが著しく阻害されてしまいます。


実は、私は両親、義父、父方の祖母、母方の祖父をがんで亡くしています。がん家系なのです。


母は大学3年の時に悪性線維性組織球症という非常に珍しい腫瘍で亡くなりました。私が小学5年生の時に子宮頸がんになり、それは手術、放射線治療で完治したのですが、その後10年以上を経て今度はまた違うがんに侵されてしまったわけです。一生涯に二度のがんとの闘病・・・その母の姿を見て、「医者になったら敵をとってやろう」と思ったものでした。


がん患者さんのQOLを少しでも上げて差し上げることも、ひとつのアンチエイジング医療だと思っています。