福島原発、相変わらず状況は一向に好転しません。最悪の場合、東北、関東の相当広い範囲が大きな影響を受けることも想定に入ってきた現状においても、その第一線で作業にあたっている方々に頼る他、ないのです。

そして私たちは、彼らの健康被害を最小限に食い止めるために一致団結する必要があります。


放射線障害のことは、先日の本ブログでも書きましたが、彼らを襲うのは高線量率の放射線であり、それによる人体における急性障害が問題となります。


急性障害は即、命に関わります。


その大きなものは2つ。。。


1.骨髄障害


2.消化管障害


対策は、


1.⇒自己末梢血からの幹細胞採取を行っておく

    http://medg.jp/mt/2011/03/news-1.html


2.⇒大量のビタミンC投与を中心とした抗酸化療法を受ける

    http://web.me.com/mr21/iv-therapy/Radiation.html


です。


それぞれ、虎の門病院血液科部長の谷口修一先生、点滴療法研究会の柳澤厚生先生らが力強く提言されていらっしゃいます。


尚、後者で紹介されている「アスコルビン酸(ビタミンC)の前投与はマウスの大量放射線暴露による致命的な胃腸症候群を防御する」という論文(Journal of Radiation Research)は防衛医大の同期生の木下学先生が研究したものです。


柳澤先生とは先ほど電話でお話をしました。


「青木先生、現場で命をかけている人たちを救わないといけないのに、国も東電も何も聞こうとしない。こうなったら、現場で働く人やそのご家族の方たちの耳に直接、こういった情報を伝えていくしかないようだ。協力してくれませんか。●●建設の下請け子会社の方にビタミンCのことを話したら、是非受けたいというので今週末、僕が直接、現地にリポゾーマル・ビタミンCを持って行ってあげることにした。」


私の友人、知人にも原発関連の建築業界の方がいたので、早速このことを伝え、出来るだけ多くの関係者の耳に入れて欲しいと連絡をしました。


驚いたことに、もうしばらくしたら現地に赴き、間近で仕事をしないといけないことになっているという知人も予防や対策について全く知りませんでした。


私たちの日本、そしてそこに生きる子どもたちの将来を救ってくれるのは彼らです!その彼らの健康を、国や東電に代わって、皆で守ってあげようではありませんか!