毎日のアンチエイジング・ライフに必要なもの・・・「食」、「運動」、「生きがい(ときめき)」の3本柱以外に、「身体と魂をゆさぶる刺激を受ける」ことがあります。


身体への刺激とは、寒さを感じたり、暑さを感じたり、運動して心拍数や呼吸数を上げる、筋肉や骨に刺激を与えるなどのこと。


魂をゆさぶる刺激とは、そう。「感動」することに他なりません。


医学的にも、興奮していない細胞はプログラムド・セル・デス(プログラムされた細胞死)を迎えることが確認されているのですね~。刺激されている細胞や感動している細胞は生き残る!


そして感動して流す涙も大切。


日本抗加齢医学会副理事長で慶應義塾大学医学部眼科学講座教授の坪田一男先生は、ご著書の「老けるな!」の中でこう仰っています。


“アンチエイジングのために感動の涙、嬉し涙が出る生活を送るべし”


涙を出すことは眼のアンチエイジング的に、ドライアイの予防として最重要課題と言われています。まあ、時と場所を選ばないといけませんが…

先週末、山形出張の時の飛行機の中で、作詞を教えていただいている森浩美先生の最新刊『小さな理由 』を読み始めたところ、第1話目で図らずも涙が止まらなくなってしまいました(CAさん、びっくりしただろうな)。

この『小さな理由』は、15万部突破のベストセラー『家族の言い訳』、『こちらの事情』に連続く、森先生の家族愛短編集の第3弾。

青木晃のアンチエイジング日記
~離婚した妻が引き取り、もう15年以上も会っていない娘が、突然結婚の報告に来た……(「いちばん新しい思い出」)など、胸を打つ八編の物語~(著書の紹介文より引用)

家族という最小単位の人間関係の中の愛が丁寧にそして感動的に書かれています。よくありがちな日常風景の中、その愛の大きさに魂をゆさぶられること請け合いです。

小さな感動でいいんです。毎日、感動してアンチエイジングしたいものです。

最近、感動した本、ありますか?