超思わせぶりなお題をつけましたが、「メンクイ」はメンクイでも、今日は「麺」のお話。
期待した人ごめんなさい🙏。
東南アジアには美味しい麺料理が沢山あります。
タイのパッタイ、ベトナムのフォー、マレーシアのミーゴレン、インドネシアのソトアヤム、、、イメージだけでヨダレ出そう。
シンガポールでも麺料理は沢山あります。
特に、フードコートやホーカーは「麺料理」の宝庫。
「海老そば」
↓
「(チャー)クウェイテャオ」
↓
「福建ミー」
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「ミーポック」
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「ローミー」
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あげ始めたらキリがないので、割愛させてもらいますが、、、
さすが多国籍国家シンガポール、、マレー、華僑、インドなどなど各移民族の伝統的な麺料理が軒を並べてます。(↑上の画像は中華系が集中)。
星の数ほどあるシンガポールの「イケ麺」ですが、シンガポールに伝わった後で、シンガポールのローカルホーカーによって独自に変化を遂げた「イケ麺」も存在します。
その中でも、シンガポールローカル達に最も愛されている!と言っても過言ではない「イケ麺」とは?
「Katong Laksa」= カトンラクサ
プルンプルンの米粉の太麺に絡めた、
魚介類とココナッツミルクをベースにした、
ピリ辛濃厚カレースープ
シンガポールのカトンラクサの特徴はその麺。
ラクサに使用される麺はツルツルとした滑りやすい麺なのですが、このカトンラクサでは、麺が短く切ってあります。それを上の写真のように「レンゲ」ですくって食べます。
つまり、匙だけで食べられるよっ!ってのがカトンラクサと呼ばれるラクサの最大の特徴。
「ラクサ」自体は東南アジア全域にある麺料理で地域によって味に違いがあります。
(甘酸っぱい=アッサム)ペナンラクサも有名です。(マレーシアのペナン島名物です)
カトンラクサですが、カトン地区(イーストコースト)へ行くと「本家」と銘打ってる有名店が数件あります。上の写真もその中の一店。シンガポール滞在中に是非食べてみてください。
最後に、最近のカトンラクサには魚介類にムール貝などが入っているのですが、これはハイブリッドというか(ホーカーでも)高級店化したもの。”カレーラクサ”自体は半生の赤貝が入ってます。
が、
食中毒のリスクが高いため、最近はしっかり調理されたムール貝などが入ってたりする。私的には、、ちょっと邪道。