やっぱり始まったチキン争奪戦 in シンガポール

前回の記事でもお伝えした通り、

６月１日から、シンガポールの台所たるマレーシアが鶏肉の輸出制限を始めます。

で、まあ、この流れになると、

シンガポールの鶏肉価格は上昇。

シンガポール名物海南チキンライスは軒並み値上げ必須。

また、ウェットマーケットの鶏肉店やチキンが売り物のホーカーは商売上がったり、、

となるのは時間の問題、、と予測。

で、「シンガポール人の“キアス(張り合う/失うの怖い)“な国民性」をよーく知ってるシンガポール政府は、鶏肉の買い占め合戦が起こることを危惧して:

「必要な数だけ買ってね」

「冷蔵だけじゃなく、冷凍チキンも購入してね」

とマイルドにお願いしてたのですが、

やっぱり、期待を裏切らないシンガポールの国民性。

やってくれました

予測通りです。

シンガポール人の、

シンガポール人による、

シンガポール人のための、

チキン🐓🐓🐓買い占め。

棚、空っぽになっちゃった。

そうなんですよね〜。シンガポール人、冷凍肉信用しない人が多い。

なので、「冷蔵チキンが足りないから冷凍チキンを買いましょう」ってお願いは国民は聞き入れなかったようです。

記事によると３００ドル分チキンを買い占めちゃった人もいたようです。

多分、政府の呼びかけは、マリーアントワネットの有名な言葉:

「パンがなければケーキを食べればいいじゃない？」

と同じようにシンガポール国民には聞こえたのでしょう。

ということで、只今シンガポールの鶏肉売り場は「もぬけ」というか「空っぽ」。

シンガポール政府は、あらためて・・

冷凍チキンの購入促進、および、他の生鮮肉への切り替えを国民に呼びかけてます。

また、鶏肉店やチキンの食品は値上げ必須のようです。