シンガポール人の知り合いが日本へ赴任する。

そこで、駐在中困らないようにと日本語の集中講座を今現在受けている。

 

始めたのは今年の1月から。最初は、全てひらがなで書かれた文章のカッコ内に、助詞や副詞を埋めていく問題が多く、「は」と「が」の使い分けが分からなーいとよく質問を受けた。

 

それが2月に入ると、文章に(すでに)漢字が(ふりがな付きで)混じり始め、カッコ内に埋めるのも形容詞など多様化し難しくなっていった。

 

3月に入ると、疑問詞や接続詞が混ざり、文章も小学生低学年程度になっていた。

 

4月に入ると、会話形式の質問も混ざり始め、なんと丁寧語まで進入してきた。

たった4ヶ月で、幼稚園くらいから小学校3・4年生くらいまで一気にマスターしてたのだが、、、

 

昨夜、聞かれた質問は、さすがの私も相当考えた。

 

というのも、彼女から「分からなーい」と助けを求められたのは「日本の中学の化学の試験問題凝視凝視凝視

 

私、日本語は分かるんですけど、問題を三度くらい読み返しました笑い泣き

「こんな問題の試験で出てた、出てた」と思いながら4択を数分眺める、、、。

 

「何?そんなに難しいの?」と横から矢継ぎ早に質問してくる知り合い。「日本語は問題なく分かるけど、どれが、この解答か分からなーい!4択嫌いだー!」と言ったら、「あ、それ分かる。日本の学生、こんな問題解いてるんだーってカルチャーショックだったわ」と彼女も同意笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

どうにか彼女が納得いくように説明した後、彼女が「日本の学校の試験問題が想像を超えてる」と日本語より、そっちの方がショックだと言っていた。彼女のインストラクターとも毎回ディベートになるらしい。

 

私も、外国人が学ぶ日本語の学習問題で「日本の中学の化学の試験問題」を解くとは思わなかった笑い泣き。久しぶりで解くのに時間がかかったが、何より驚いたのが、4択の内2つの回答が似通ってて考えさせられた。で、私が思った、、、、「これ化学の試験なのに、科学的な根拠の解答って言うより、より正しく説明してる国語の解答を選ぶみたいだな〜」真顔

 

私は、ヨーロッパで現地の言語で試験を受けて卒業した経験があるが、その試験の質問は短く「XXについて述べよ」って言うやつが5問くらい。その質問に対して網羅出来る解答を全て延々と書き出す記述方式だった。時間内で自分で知りうるA〜Zを外国語で全て書くっつうのも正直疲弊したぞ。

 

↑の彼女の日本語講座はまだ数ヶ月続く。このペースで行くと来月には高校の試験問題も出てくる勢いだ。彼女の卒業試験が、センター試験とか大学入試の問題だったらどうしよう???と今から戦々恐々としている。

 

 

 

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