週末、事故に巻き込まれたショボーン

 
車の後部座席に座っていたところ、
「あっ!」と思ったら身体が宙に浮いていて、
「おっ?」と思ったら、頭に衝撃が、、。
どうやら打ったらしいチーン (よく覚えてない。)
 
何が起こったのか、すぐには分からず。
(人間、滅多にない災難が降りかかると、どう対処していいか分からなくなる。)
 
スピード出し過ぎて車をスピンさせてしまった東南アジアの隣人と助手席にいたその妻は、
しばらく固まっていたが、私の意識があるのを知るとすぐ元気になり、
目的地に到着すると、「休んでて。」と私を車内に残して、そのまま、そそくさとイベントに参加しに行った。
 
勝手が分からない施設内の車の中で「どうしよう?」と思っていたら、セキュリティらしき人が通りがかり、とりあえず、ソファとトイレのある場所に移動させてもらいイベントのコーディネートをしてた旦那に連絡を入れた。
 
旦那が到着した頃には頭に大きなコブができていて、氷をイベント会場から貰ってきてもらい速攻で冷やし、少しずつ気分も落ち着いた。
 
あまり痛みも感じなかったので、イベント会場に顔を出しに行くと、皆から「どうしたの?」と聞かれ「どう説明しよう?」と思案してたら、、
車を運転していた東南アジア人妻が先に「うちの主人がスピード出し過ぎて、後部座席にいた彼女頭打っちゃったのよ。また、やらかしちゃったわ。きゃはは。」と同じテーブルの人に楽しそうに答えてくれたニヒヒ
 
日頃から塀の中で生活していて退屈しているので、事件でも楽しくなってしまうサウジ駐妻の哀しいサガ笑い泣き
 
気持ちはわかるが、流石にムカついた。
が、それで正気になったのか、急に身体中痛み出し、ちょっと吐き気も、、。
 
ということで、急遽、旦那と病院の救急外来へ向かいました。
 
到着した直後、最初に出てきた看護師のお兄ちゃんの対応に逃げ出したい衝動を抑えつつ、ひたすら医者を待った。やっと順番が回ってきて、医者と看護師が現れた。
 
「どうしましたか?」と聞かれたので、状況を説明すると「あ、それは交通事故だね。」とあっさり認定。
それから触診、「骨は折れてないね。」と言われ、
頭のコブ見て、「脳内の出血は一ヶ月後に改めて検査。」と英語で言われた。
その間、医師は看護師にアラブ語で何か指示を出し、戻ってきた看護師から医師が何かを受け取り、私の腕にブスッと針が‼️⁉️「はっ?」と思ったら、注射されていた笑い泣き
 
「全身打撲で日を追って頭痛及び身体中痛みが増しますよ。多分、一週間くらい。今打ったのは痛み止め。これに加えて鎮静剤3種類と筋肉弛緩剤を二週間分処方しますね。」
「頭痛が一週間しても続いていたら、検査にいらっしゃい。じゃ、今夜はお終い。」と言って、風のように去っていった。その間3分。流石アラブの救急外来。っ!仕事が早い。
 
サクサクと支払いを済ませ、処方箋をもらい、病院内の薬局へ。
処方箋を渡すと薬剤師は何もチェックせずに、
「ここに書いてある薬は全て在庫がありません。」と一言。
 
私が言葉を発する前に、、、
旦那が「じゃあ、どこで手に入りますか?」
薬剤師「他の薬局へ行ってくれ。」
旦那「今、夜中の23:30なんですけど、どこが開いてるか知りませんか?」
薬剤師「グーグルマップで調べれば?」
とスマホのゲームから顔も挙げずに答えた。アジア系の客が彼のゲームの邪魔をしたので機嫌が悪かった。
 
で、我々は車中スマホで24時間営業の薬局を見つけ、やっとこさ車を走らせた。
が、ここでも、処方された薬のうち筋肉弛緩剤と鎮静剤一つしか在庫がなかった笑い泣き 
 
ま、無いよりマシなので、あるのだけ購入。
すでに午前1時を回っていたので、若いお兄ちゃんたちの車のドラフトに挑発されながら急いで帰路に着いた。
↑やっと買った筋肉弛緩剤
 
午前2時、薬を飲んで横になったが、これらの薬全然効かず、痛みは酷くなるばかり。
が、病院に再度足を運ぶ気にもならず、今日も痛みに耐えている。
 
これをコンパウンドのチャットで愚痴ったら、世界各国の鎮痛剤と筋肉弛緩剤が我が家に集まった。
 
皆さまのご厚意は有難いが、全て「サウジでは手に入らない」という前説付きで、手にしたこともない薬もチラホラ、、笑い泣き 試す勇気も湧いてこない。
 
私はまだ痛みに耐えている、、。
 
 
 
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