約1年前の話になりますが、サウジアラビアの首都リヤドに引っ越し荷物が届いた時のお話を、、。
引っ越しがライフワークになっている人なら共感してもらえると思うのですが、
荷物が届いた直後、まずは、工具箱の入った箱を探し、カッターやはさみ、スクリュードライバーなどを揃え、お次は重要家電を設置しようと試みます。
我が家の場合、私が”5つの神器”と呼ぶ家電は、
テレビ、デスクトップ、電子レンジ、炊飯器、エスプレッソマシン。
⬆️さえ揃っていれば、世界中どこに住んでいようが、ほとんど普段と変わりない生活がおくれるので、これらを素早く機能させ、我が家の「普段」を開始させるのが、駐在開始時点の最重要課題となります。
ということで、この時も、真っ先に”5つの神器”の段ボールを開け、電化製品を設置し、プラグを差し込もうとコンセントの差し込み口を探すと、、、
リヤドでは「あれれ〜?」とパニクってしまうことがあります。
どういうことか説明しますと、
一つ屋根の下に”複数の種類の異なる”コンセントの差し込み口
を見つけることになるからです∑(゚Д゚)。
因みに、我が家で今現在使用しているプラグはご覧の通り⬇️
(これ↑に加えて日本のプラグも使用中)
そして、異なるコンセントの差し込み口が、家じゅうに散らばっているだけでも右往左往する状態なのに、これに加えて、異なる電圧が一つ屋根の下にひかれている場合もあるっていうんだからややこしい・・(ノ_-。)。
幸いにも、我が家の電圧は220Vで統一されていますが、プラグは合計4種類が散らばっているので、この時ばかりは”5つの神器”を早急に設置するべく、土地勘のないリヤドの街をアダプターを右往左往しながら探し廻りました。今では笑い話ですが、その時の顔は引きつってましたね〜( ̄▽ ̄)v。
ちなみに地球の歩き方には、サウジアラビアは4種類のプラグ、2種類の電圧127/220Vを採用していると書いてありますが・・
誰が4種類ものプラグが、一挙に一つ屋根の下のあると想像するでしょう?
ここで知り合った人たちに聞いてみると、最低2種類のコンセントの差し込み口はあるようですが、127Vの電圧は少ないようです。あっても、家に一箇所だけ、、みたいな。
一体、なぜ、多種類のコンセントの差し込み口を使用するようになったのか?
私にとってのサウジアラビアの七不思議の一つです。