サウジアラビアの首都リヤド。

日本の友人からは「暑いんでしょ〜?」と軽く言われますが、はっきり申し上げます。暑いというレベルではありません。ここの夏は、日中外出が一切できなくなるくらい気温が上昇します。まさに灼熱地獄。

「神様、私は何かあなたの気に触るようなことをしたのでしょうか?」と神様に許しを請いたくなるくらい暑い。暑い。暑い。

 

今年も、その灼熱の季節が始まりました。

先週から気温は摂氏40度を行ったり来たり。湿度は10%を少し上回るくらいです。これが6月に入ると(冗談ではなく)摂氏50度近くまで軽々とクリア。その後、この状態が延々と数ヶ月続きます。

 

そこで、駐在員の皆は、どうやってリヤドの夏を乗り切るかというと、基本は朝昼晩冷房の効いた屋内で過ごす。リヤドでは(驚くことなかれ)冷房のスイッチを切ることはありません。

 

屋外では、気温上昇初期はプールサイドで日光浴と洒落込みますが、日が経つにつれて来る人が一人減り二人減り・・8月くらいにはプールサイドも人が寄り付かなくなる。このくらいになるとジムに行くのもしんどくなるので、日中は避けて早朝か夜にプールでさーっと泳いで体調管理・・くらいの塩梅となります。(ぶっちゃけますと、夜も気温は下がらず35度以上あるんです、夏はね。)

こんな状態なので、ほとんどの欧米駐在家族は7・8月は自国に帰って長期休暇を過ごすパターンが多いです。

 

ま、気温も高いですが、湿気も低いので肌・髪・内臓からは常に潤い(っつか水分ね)が蒸発している状態になります。いくら気にかけて水を飲もうとも乾燥はズンズン進み、完全にミイラ化老化の道まっしぐら。

 

リヤドの住人たちは身体の乾燥対策に頭を悩ますこととなります。