季節は梅雨に入りました。豪雨の地域もあれば蒸し暑い地域もあるようです。日本は本当に大きな国だと思います。さらに今年は相当暑い日が続く夏になるようで、記録にも記憶にも残るような夏になりそうです。

 

さて慢性前立腺炎の病状ですが、今月で16年目に入りました。思い起こせば発病した当初は強い会陰部痛で何日か仕事を休みました。その数年前に尿路結石で3回救急車で運ばれました。あの激痛に比べればまだまだ大丈夫。そして尿路結石のようにすぐに良くなるとも考えていました。

しかしながら会陰部痛は全くよくならず当初は皮膚科や肛門科に行ったりしていました。発病して一カ月後に泌尿器科で慢性前立腺炎と診断され、猛烈に痛い前立腺マッサージ前後の尿検査をしました。もちろん最初の処方薬はセルニルトンでした。

そのような治療に加え様々な抗生物質、漢方製剤など服用しても全く状態はよくならず、都内のクリニックでαブロッカーを処方され少し疼痛軽減効果がありました。さらに抗不安薬のエチゾラムやノイロトロピン、フェントステープ、リリカなどなどとにかくありとあらゆる薬を服用しました。

手術も4回、入院も6回しています。最後の手術をしてからは病状完治は完全に諦めました。病状緩和のシフトに考え方を変えました。最終的にチョイスした投薬はタムスロシン(αブロッカー)、トラマール(疼痛緩和薬)です。現在も投薬を続けながら一進一退を続けています。

 

強い会陰部痛を発症する3年前と2年前には3回程度血精がありましたが、全く痛みはなく特に何も行動しませんでした。1年前には亀頭部にカサブタのようができ。下着とこすれると股間を抑えないと飛び上がるような痛みがありました。この痛みも5日程度で良くなり、そのままにして放置しました。

この血精と亀頭部のこすれる痛みの段階でなんらかの処置をすれば、何か変わっていたかもしれません。

 

ほんとうに長い15年間でしたが、現段階では一生この病はつきまとうでしょう。私が生きている間に特効薬が出るでしょうか?出るのであれば一日でも早く手に届くことを祈ります。。。