向精神薬の減断薬を

 

する過程で

 

多くの仲間が発する

 

特効薬

 

時間薬

 

何をしてもどうしようもなく

 

時間の経過を

 

得なければ

 

しょうがない状態か

 

 

それを待てずに

 

いろいろやると

 

状態を悪化させる

 

こともある

 

 

焦らずに行こう

 

時間が自然と

 

解決してくれる

 

 

離脱症状に

 

必要不可欠な

 

特効薬

 

私はそう思う

 

 

最近

 

仲間内で

 

よく聞く薬が

 

人薬

 

 

斎藤学先生や

 

斉藤環先生が

 

随分前に

 

著書で使っていた

 

人薬

 

お二人とも

 

自身が創作した

 

言葉ではないと

 

言っている

 

 

どうも20年も前から

 

使われていた言葉

 

らしい

 

 

この薬の効能を

 

甘く見ていた

 

かもしれない

 

 

著作で示した

 

ご両名は

 

人薬を

 

自助に参加するとの

 

意味で使っている面もある

 

私は

 

そう解釈しているが

 

仲間内で

 

使われている

 

人薬はちょっと違う

 

 

単純な

 

言葉のピンポンと言うか

 

キャッチボールと言うか

 

会話のこと

 

 

どうも

 

家族でもなく

 

職場の人でもなく

 

対等な立場で

 

ある程度の緊張を

 

持ちながらも

 

多くを話せる

 

相手との会話

 

 

私は

 

断薬した日から

 

入院していたので

 

話し相手に困らなかった

 

だから

 

気づかなかったかも

 

 

向精神薬を断薬すると

 

呂律が回らなくなる

 

仲間は多い

 

脳味噌の

 

レスポンスも悪い

 

 

反応が

 

地球の裏側と

 

話してるように

 

反応が遅延する

 

ことも少なくない

 

脳味噌がフリーズする

 

 

単なる会話は

 

脳味噌を刺激する

 

話すことで

 

呂律も回るようになる

 

思考が蘇り

 

いろんな考えを

 

知ることにもなる

 

 

人薬は

 

アディクションの

 

ひとつの原因

 

孤独をどうにかする

 

それだけではない

 

 

脳味噌の訓練

 

理解と判断の

 

リハビリであり

 

回復に役立つ

 

 

仲間の中に

 

いることが

 

当たり前のように

 

してきたから

 

その重要性を

 

考えたこともなかった

 

 

会話を続けると

 

一般社会でも

 

人との受け答えに

 

苦労しなくなる

 

それだけで

 

なんとかなることも

 

少なくない

 

 

人薬

 

それは

 

向精神薬の

 

離脱に役立つ

 

数少ない

 

特効薬かも

 

しれない