かつて
ジャパン・アズ・ナンバーワンと
言われていた時代に
まさに
その旗となる
業界に就職した
世界を席巻していた
日本は
独自の方法で
世界に冠たる
品質を誇っていた
品質の向上は
現場に任せること
管理職は
担当者の仕事を
奪わずに
任せること
モチベーションが上がり
独自のアイデアが出る
開発の現場でも
出来るまで
黙ってろ
口出しするな
そんな暴言が
まかり通っていた
ISO9000シリーズ
聞いたことあれば
製造業に
近い人
バブルが弾けた頃
国際的な
品質の基準が
出来た
全てを
マニュアル化して
その通りにやったか
記録を残す
基本はそれだけ
世界の中で
日本の慌てぶりは
突出していた
品質世界一が
品質の問題で
慌てる
本末転倒
当時
マニュアルを揃える
企業は
ハンバーガーチェーン
ぐらいのもの
ほとんどの
従業員が
アルバイトだから
マニュアルが
必要だった
ほとんどの企業が
社員を信頼し
任せてるから
マニュアルなんて
存在しないし
必要が無かった
いろんな業種で
多くの業務を
マニュアル化するのに
必死だった
千代田区の
公立中学校でさえ
国際的な
認証を得てる
そもそも
世の中にない
ものを開発するのに
マニュアルなんてない
それなのに
マニュアル通りに
やらなければ
ならない
独創的なものが
出来る訳が無い
この国際規格は
日本の競争力を
奪うためなのかと
穿った見方さえ
出てくる
何しろ
開発中に
多くの審査や
検証が必要だから
面白いものの
多くは日の出を見ない
スマホなんて
カリスマ経営者が
いたから
市場に登場したようなもの
ガラケーの全盛時に
スマホのコンセプトを
考えて
開発しようとすると
多くは
どんなものか
想像がつかない
毎日充電するのは面倒だ
通信料がめっちゃ高い
ちっちゃい画面で
ネットなんて
する人いるの
そもそも
そんなに面倒臭いもの
需要があるの
ケータイに
そんな高額を出す人いるの
こんな意見で
押しつぶされ
日の出を見ない
現場に仕事を
任せなくなったから
マニュアルさえあれば
誰にでも出来るし
それ以上は
期待さえしない
ならば
非正規で
十分だと
格差が出る
ひとつの見方
25年経って
日本の製品は
魅力が無くなった
経済は衰退した
それは
不景気だけが
原因か
不祥事の
危機管理なんて
幅が広すぎるし
市場の反応も
予測不可能なのに
マニュアルがある
その通りにやるから
炎上する
精神医療も同じか
DSMなんて
マニュアルが
幅を利かせてる
医師免許を
持っていようが
素人だろうが
診断は出来る
共通するのは
どちらも
間違ってるが
診断は出来る
これだけ
マニュアルの文化が
広がると
いつのまにか
自分で考えず
マニュアルが
望まれるようになる
アディクションからの
回復も
減断薬も
マニュアルはない
しかし
多くのアディクトは
マニュアルを望む
個人の回復や減断薬は
個人の判断で
個人の責任で
自身のマニュアルを
積み上げること
どうも
昔の方法の方が
良い面があることも
多そうだ

