化学と物理の違いなのか
それとも向精神薬を含む
いわゆる精神科の薬が
異質なのか
私は産業用電子機器の
研究開発者
専門性の違いはあるが
どんな研究開発も
似たようなものだと
思っていた
新しいものを開発する時
まず
その検証方法を考える
データは再現しないと
意味を成さない
考えられる
あらゆる環境での
試験を行う
国の試験や
国際機関の試験を
最低限の基本的なことと
鼻で笑うこともある
そうやって
やっとのことで
市場に出すが
市場は恐ろしい
想定外の事態が
起きることは
少なくない
時々
開発中の実験室で
変な動作を
することがある
今のは何だと
再現させようとするが
再現しない
マーフィーの法則ではないが
そう言う場合
市場で必ず
再現する
起きることが判ってて
防ぎようが無い時は
マニュアルや
時には製品に
これでもか!と
注意表示する
既に会社も銀行も
存在しないから
書ける話
30年ほど前の話
当時は銀行にも
両替機があった
千円札を入れて
百円玉が10枚出る機器
月に1、2度ほど
百円玉が11枚出でしまう
らしい
開発中に1度だけ
起きていたのかも
知れないが
再現しないので
勘違いと判断した現象
朝から晩まで
測定器を接続した
両替機に千円札を
入れること2ヶ月半
発狂しそうだった
誰もが自分が
保償すると言っていた
やっと再現した
びっくりした
千円札を投入後
内部で百円玉を
数えてる
絶妙のタイミングで
化繊を着た手を
再度
紙幣投入口に近づけ
袖から金属の紙幣ガイドに
静電気を飛ばす
カウントを飛ばす
11枚出る
こんなレアケースでさえ
フィードバックし
再発防止に努める
向精神薬の
添付文書を見ると
暗澹たる気持ちになる
特に抗うつ剤
そもそも検証方法が
医師や患者自身の
主観って
そんなのありか?
再現性もないだろう?
そもそも
医師間や患者間の
評価のずれを
どうやって補正するのか?
治験データは
都合の良い結果が出た
ケースだけを
採用している
可能性はないのか?
服薬期間の
時間経過による快方は
どうやって除外するのか?
偽薬群も
快方しているのは
何故なのか?
その差を薬効だと
どうやって証明するのか?
飲んだら大多数が
気持ち悪くなる薬を
どうやって薬か偽薬か
患者に知れること無く
飲ませるのか?
偽薬と共に
気持ち悪くなる薬も
飲ませるのか?
そもそも
服薬して2~3日で
モノアミンは
増えている
それなのに何故
最初は副作用だけで
後から効いてくるという
原理は何か?
さっぱり
理解できない
おびただしい
副作用の数々を
何故
周知しない?
そもそも
複数の抗うつ剤を
二重盲検法を応用した
比較試験を行って
その結果だけで
どの群が
どの薬か
判別できるのか?
あぁ!これは
副作用で
出来るかも知れない
私の考えでは
これは
科学ではない
完全に私見だが
研究開発者とは
誇り高きもの
世の中への貢献で
自分を評価する
向精神薬の
研究開発者の
良心を疑う
昨日の夕日
昨日の朝日
昨日の昼