2021年11月11日(木;老々介護1027日+その後26日目=1053日目)。
令和4(2022)年度学士入学試験は、2022年1月22日(土)の1次試験まで72日前です。
これは「受験生応援兼受験勉強」同時「楽しすぎる老々介護の後のグリーフワーク」並走ブログです。
新シリーズ『楽しすぎる生涯学習』
今日は、自宅から西武池袋線で20分でひばりが丘駅へ、それから徒歩10分で自由学園へ、10時25分に到着。最高学部(大学1年生)『生涯発達論F』の授業の5回目「死生学」を担当した。正門守衛で受付して入校すると、自由学園の早野曜子准教授が迎えに来られ、先ずキャンパス内を案内してくださった。
それから学部棟の4階の職員室で打ち合わせ、2階の教室でパソコンの準備、インターネット接続等は担当の早野先生がしてくださったが最初不調で始まりが少し遅れた。それでパワポなして自己紹介を始めた。10分遅れでパワポを使っての講義になった。
受講生は13人だった。7人欠席。途中で校医でありEMFの仲間の森清先生がしばらくの間見学に入ってこられた。今回はテーマが「死生学」であり、まだ大学1年生で「死が怖い」とか「死を考えたくない」人は、授業を受けなくてよいと最初に案内したが、全員受講してくれた。
終了後の授業内容の感想ペーパー(B5)1枚を提出してくれた。死生学、人生会議(ACP)、エンディングノート作成に興味や必要性を感じてくれた子も何人かいた。特に、ホスピス医の柏木哲夫先生の「人は生きてきたように死んでいく」という言葉を紹介し解説したが、この言葉が印象として残ったという感想を持ってくれた子たちが多かった。
まだ親の世代も40-50で健康な両親をもっている子たちなので、「死」はなかなか実感できないようだし、考えたこともなかった子もいた。一人だけは「死は怖いので今はあまり考えたくない」と書いていた。2-3人は最近、身近な人の葬儀を体験していた。その子等は今回の授業がとても実感できたと感想を書いてくれた。何人かには眠気を誘った授業だったようだ。色んな学生の反応が面白かった。
来週は「悲嘆、スピリチュアルケアやグリーフワークとしての『カフェ』、特に事例として『がん哲学外来カフェ』」について講義する予定です。
★この授業の目的は、若い学生に「よき生」と「よき死」について、自分の人生を考えてもらうきっかけにして欲しいこと。それで、宿題は「エンディングノート作成」とした。
【聖書の言葉】
『知恵があなたの心に入り、知識がたましいに喜びとなるからだ。思慮はあなたを守り、英知はあなたを保つ。箴言2章10-11節【新改訳2017】』