2020年1月15日(水;老々介護376日目)

(2020年度学士入学試験まで10日前)

 

私が2年間通っている東大・上廣死生学講座主催の死生学の学びのメルマガです。
東京大学本郷キャンパスの安田講堂で学べるチャンスです。
ご参考までに (私は申込開始2時間後でしたが、既に申込108番目でした)
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  死生学・応用倫理メールマガジン 2020年 1月15日号 vol.302
      http://www.l.u-tokyo.ac.jp/dalspe/
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東京大学大学院人文社会系研究科 《死生学・応用倫理センター》から
最新情報をお送りします。

<転載・転送歓迎>

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☆ご参加予約 受付け開始☆
シンポジウム「人生の最終段階と透析療法 ― 緩和ケアとACPの役割」

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/pdf/200301.pdf

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 本メールマガジン10月3日号(vol.288)にて予告いたしました標記シンポジウムのご参加予約受付を本日から開始いたします。

 ご参加をご希望の方は、下記のサイトをご覧ください。こちらのサイト内にあります予約申し込みフォームからお申込みください。

  http://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/ja/event/200301.html

※参加ご希望の方はお早めにお申込みください。

【本シンポジウムの概要】

◆日時: 2020年3月1日(日)午後1時 ~ 5時

◆会場:東京大学本郷キャンパス 安田講堂
(会場アクセス:https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_01_j.html

◆共同主催:東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座
      一般社団法人 日本老年医学会
   後援:一般社団法人 日本腎臓学会、一般社団法人 日本腎不全看護学会、NPO 法人 日本腎臓病協会

◆シンポジウムのテーマ・趣旨

テーマ「人生の最終段階と透析療法 ― 緩和ケアとACPの役割」

 当方が例年開催しているエンドオブライフ・ケアに関するシンポジウムです。昨年度は心不全と呼吸不全の緩和ケアとACPについて議論しました。今年度は腎不全です。

 末期腎不全患者の療法選択をめぐる諸問題が深刻さを増しています。高齢患者に対する透析療法の医学的・倫理的な問題をはじめ、保存的腎臓療法(CKM)という選択肢の意味や、緩和ケアの確立へ向けた技術的な課題、最終段階を生きる患者の実存的な苦痛への対応、さらに生命維持治療としての透析療法の終了時期に関わる患者の価値観・死生観と医療者の職業的倫理観をめぐる葛藤など、難問が山積しています。

 本シンポジウムでは、透析療法を受けているがん患者の事例をもとに、がんによって最期のときを迎える数か月前に、患者が維持透析の終了を希望した場合に、何に基づきどのように対応すべきかなどについて検討します。患者から「つらい。もう終わりにしたい。もう十分生きた」と言われたら、どうしますか?全人的にケアするとはどのようなことでしょうか?本人らしい人生の最終段階を実現するための意思決定支援は?ACPは?緩和ケアのあり方は?

 これらは透析療法だけの問題ではありません。諸々の領域で医療ケアスタッフが直面するこうした難問について具体的に検討し、臨床現場の実践への示唆を得たいと思います。ご一緒に考えてみませんか。

◆登壇者

・開会の辞
葛谷雅文   名古屋大学大学院医学系研究科 発育・加齢医学講座 教授

・座長
三浦久幸   国立長寿医療研究センター 在宅連携医療部長
会田薫子   東京大学死生学・応用倫理センター上廣講座 特任教授

・シンポジスト
進藤喜予   市立東大阪医療センター 緩和ケアセンター長
石橋由孝   日本赤十字社医療センター 腎臓内科部長
齋藤  凡   東京大学医学部附属病院 看護部 副看護師長、日本腎不全看護学会 理事
清水哲郎   岩手保健医療大学 学長

・特別発言
柏原直樹   川崎医科大学 副学長(腎臓・高血圧内科学教授)、日本腎臓学会 理事長
石垣靖子   北海道医療大学 名誉教授

・司会
早川正祐   東京大学 上廣死生学・応用倫理講座 特任准教授

☆≪医療・介護従事者のための死生学≫基礎コース 受講生の方には臨床死生学/死生学トピック2単位分のシールを配布いたします。

☆本件についてのお問い合わせ先:dalsjp@l.u-tokyo.ac.jp
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