2019年7月15日(月・祝;老々介護192日目)(2020年度学士入学試験まで194日)

 

昨日と今日の2日間、京王プラザホテル(新宿)で開催された第1回日本在宅医療連合学会に参加した。おそらく4~5千人参加。初日朝の受付けは、満員電車のごとく混雑していて、通路が通り抜けられない状況だった。事前登録が2800人ほど、当日参加も多い。ランチョンセミナーの整理券配布も直ぐに終了となった。何とか整理券をゲットして、昼食代を浮かした。

 

昨日は、朝8時半からの開会式が、第一会場で行われた。

その前にこの第一会場で7時半から、キリスト教日曜礼拝が行われ(学会HPでも案内されていたので)、在宅医療に関わクリスチャン医療関係者たちが出席した。やはり日曜日は礼拝を守りたいという人たちのための配慮です。学会長の司会で礼拝は始まった。

そして、賛美が3曲、それに続いて私はその礼拝説教の奉仕をさせていただいた。その後、数人に証し、指名代表の祈り、最後は私の祝祷で閉会となった。それから会場は開会式のセッティングが始まった。これだけの濃縮された内容の礼拝が30分間でできたことの時間管理・進行の見事さにも驚きです。

礼拝後や、休憩所、懇親会で、「礼拝に出ていたクリスチャンです。心に響くメッセージでした。ありがとうございました。」と何人かから声をかけられた。こちらこそ貴重な体験ができました。神様に感謝です。先ず日曜礼拝からというクリスチャンたちの信仰、それを大きな医学の学会の開会式前にするという(できるという)ことが起きた!

 

懇親会でも、「スピリチュアルケア」のセッションで「がん哲学外来カフェ」でのスピリチュアルケアの事例など、コメントしたが、そのセッションに参加されていた方々から声をかけられ、質問されたりして、新たな交流ができた。以前の自分では考えらえないような自分の社交性の変化である。自分が変わったのではなく、変えられたとう思いである。これも「がん哲学」(および樋野興夫先生)との出会いと影響だと思います。

 

今日の夕方6時のNHK総合のニュースの最初のニュースがこの地域在宅医療学会だった。会場の様子や会長のインタビューも放送された。

 

今日は朝からポスター展示、午後にポスター発表(発表7分、質疑3分)した。私は、「がん哲学外来の宣伝係」

「がん哲学外来メディカル・カフェ」が在宅医療と協力できるようになることを祈りながら、私のポスター発表を行った。1時間後に一般社団法人がん哲学外来の理事二人が展示を見に来られたので、もう一度、プレゼンテーションをした。ナース部会、在宅部会の次に、「公共空間的宗教資源」としての「公教部会」ができるかもしれない。私の研究から「新しい創造」のように「地域貢献」の働きが始まるなら、研究のし甲斐があったと思う。今後の一般社団法人がん哲学外来の理事会を見守りたい。

 

在宅医療の現場でもスピリチュアルケアの必要性を感じているが、どのようにしてよいか分らないという現実が、多くの意見だった。そもそも「スピリチュアルケア」の理解がマチマチであった。もっと欧米のように宗教者を「チャプレン・臨床宗教師」として医療機関で受け入れられる日が来るようにと祈る。

 

やはり、何ごともしっかりしたビジョン、目標が大切だと思った。

 

これで、2019年の山場を一つ乗り越えた。今後は、この研究のまとめと、この日本在学医療連合学会誌への投稿が待っている。また締切に追われる日々が続く。そして夏場の過ごし方が鍵である。8月末まで時間を無駄にしないように自己管理で、計画的勉強を進める決意を再確認し、このブログに書くことで自分を律している。

 

それでも、コツコツ勝つコツで、英単語熟語、ドイツ語単語熟語の暗唱は続けています。