諸君、吾輩はDr. 104、
ポーランドの片田舎で軟禁状態にある者だ。
飲み屋も11時過ぎには閉まっちゃう勢いの田舎町である。

村は1時間もありゃ一周できちゃうし、
近くでめぼしい観光ができるわけでもなく、
そりゃもぉ学会行くしかない状況なのである。

そんな中、当学の中でもものっすごい勢いで外部資金を獲得している某准教授で
通称「100億の男」と呼ばれる(これまでの獲得金額の合計からそう呼ばれている)
オバケ研究者と吾輩は現地で行動を共にしているのだが、
昨夜、同僚と100億の男と吾輩と学生1名で近くのバーで飲んでいたところ、
突然当学の学長が国際交流センター長を従えて現れたわけである。

そりゃもう100億の男なわけであるから、当然学長ともマブな関係で、
吾輩と同僚のようなペーペー教員がガッツリ紹介され、
なんなら一緒に飲もう的な話になってしまったわけだ。

地方と言えど一介の国立大学の学長であるわけだから、
そりゃもぉ政財界にものっすごいコネクションを持ってたり、
一言で学長裁量経費という名の数千万近い金を動かせる人間である。

ワンミスは即、死に繋がるのだ。
その辺の一部上場企業の社長なんかよりよっぽど恐ろしい。

そんな緊張でナニも観測史上最少に縮こまってしまうような状況で、
バーが閉まるまでガッツリ飲んでも飽き足らず、
さらに部屋で我々が買い込んだビールを飲んでしまうという
そりゃもぉものっすごいフランクな関係を築いてしまったわけである。

学長のポリシーとしては、0時を過ぎるまでは帰ってはいけないという不思議な制約があるそうで、
無駄に0時3分まで飲んだ挙句、記念写真を撮影して帰って行ったわけである。

そんなものっすごいプレッシャーからようやく解放されたと思ったら、
本日は11時過ぎから吾輩の発表である。(現在AM10:06)

まったく、気の休まる暇もない、ナニの乾く暇もない状況とはこのことだ。

そんなわけで、本日一発目のセッションは当然サボりである。
文句があるなら学長に言っていただきたい。

それでは、ごきげんよう。