諸君、吾輩はDr. 104、
科学者にしては信心深い方だと自負している者だ。

先日、伊勢神宮に参拝してきた。

せっかく車で高速使って行ける距離に住んでいるわけであるから、
国家神道の頂点に位置付けられ人生に一度は参拝すべきと言われている神宮に
参拝しない理由などないのである。

信心深いとは言え、吾輩は科学者である。
オーラやパワースポットなどと言う非科学的表現を使うことにはいささか抵抗がある。

しかしながら、伊勢神宮は2千年以上も前から多くの人間の信仰の対象となっているのである。

樹齢千年を超すとも推測される巨木が生い茂った参拝道、
澄み切った川の流れ、そして多くの信仰を集めた伝統深き神殿の数々は、
吾輩の飽和しきった思考と疲れた肉体を癒さないはずがない。

そこにどのような神体が祀られ、それにより「ご利益」と呼ばれる超自然的な力が存在することよりも、
むしろ、長期間にわたって膨大な信仰がそこに集約されていることに
パワースポットと言われる所以を感じるものである。

例え信仰心がないにしても、
空気の澄み切った古代の森での森林浴と、運動不足の体を慣らす程度の適度なウォーキングは、
己の身体と思考を安定させ研ぎ澄ませるのには大変有用であると感じたものである。

諸君、無難にアドバイスさせていただこう。

とりあえず伊勢神宮行っとけ。

それでは、ごきげんよう。