ドクハラ(カジカジさまより) | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
カジカジさんからメッセージです。


はじめまして。

偶然に、先生のブログに出会いまして、
先月から 毎朝メールを拝見させていただいてます。
 
大変お忙しい身でありながら、
情報やコメントを発信くださる先生がいらっしゃるなんて、
なんと素晴らしいことでょう。
 
文章から 温かいお人柄が感じられて、
先生の患者さん達が とても羨ましいくらいです。

私はトリプルネガティブ乳癌で無治療になり、
今年の夏で術後2年になります。
 
看護師として クリニックに勤めながら、
前向きに治療に臨みました。
 
治療していただいたことは とても感謝していますが、
悲劇的シチュエーションで 術後病理の説明があり、
ショックで トラウマに。

人当たりの良い先生で 優しいところを頼りに
辛い抗がん剤も乗り越えましたのに。
 
不安を払拭したくて 診察するのに、
厳しい現状ではないのにも関わらず、
何ひとつフォローの言葉をいただけなかったのが悲しく、
この後の放射線療法からは再発のことしか考えられなくなり、
独り涙する毎日でした。

一年間苦しみましたが、
必ず再発するとは限らないんだから!と、
自分の治療を勝ち取るために 紆余曲折あり、
トラブルだらけで、昨年 年末~転医してやっと、
ストレスから解放されました。

正直、今でもフラッシュバックすることがあります。

厳しい現状でなくても主治医のドクハラで
落ち込むことがあるのだと身を持って 体験しました。

他のトリプルネガティブの患者さんには
同じような辛い思いをさせたくない!と、
地元の患者会にできるだけ参加しています。
 
前病院には 経過と意見をまとめて提出してきました。

少しでも患者さん達のために改善して欲しかったので。

大病院なのに、
乳癌患者さんのフォローは遅れている現状!
 
自分も含めて 医療従事者である前に
人としての心があるか?が大事ですよね。
 
所詮、この世は良いも悪いも人間関係です。

トラブルが起きた時、
人としての対応が出来るか否か?ですよね。

大病院は事務的で内輪で
解決する能力がなかったんだと感じました。
 
何気ない日常を過ごせることの幸せを感じています。

友人、家族、職場の明るいスタッフに
支えられて治療できました。

私は恵まれています。
 
感謝です!

これからも先生のご活躍をお祈り致します。



カジカジさま

どうもありがとうございます。

私も医療者の態度やひとことで

患者様やご家族様を傷つけてしまうことの

こわさを知っています。

でもまだまだ、

私たち医療者に皆様のカジカジさまをはじめ

皆様の思いを届けなければなりません。

私にできることを

これからも少しずつ継続していきます。

大切な想いを聞かせていただき

心より感謝申しあげます。