硬がんってどうなの?(Aさまより) | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
Aさまからメルマガ小冊子に関する御相談です。

七日間のプログラムでべんきょうさせて
頂いております。

硬がんは分化度が低く予後も比較的不良です
とありましたが 1.0x0.5x0.6 cm
初期のものでも不良なんでしょうか?
 
気になりまして質問させていただきました。

宜しくお願い致します。


Aさま 御相談どうもありがとうございます。

ご不安にさせてしまって申し訳ございません。

確かに硬がんは他のタイプの乳がん対して、
周囲への浸潤やリンパ節転移を起こしやすい傾向には
ございます。

でも実際には、組織型よりも
手術で摘出したがん組織の
核分裂スピードやリンパ節転移個数、
さらにはハーセプテストが陽性か陰性か、
そういったポイントで悪性度が決定されます。

従いまして腫瘍が小さくて早期でも、
悪性度が高い場合はございます。

その場合には抗がん剤を追加することも
あるのです。

まず大切なのは早期発見。

そして敵の正体をきちんと見極めて
油断せずに、再発をしっかりと予防することが
とっても大切です。


硬がんであれば
予後が悪いということではありません。

進行が早いからこそ
早期発見の必要性があるということです。


Aさまは早期発見ができたことは
とても有利なことだと考えます。

だから
ご心配なさらずに
今するべき治療を継続なさってくださいね。

ご不安な時には、
主治医の先生にも御相談してみてくださいね。

きっと色々と教えてくださると思います。

御相談どうもありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。



御意見や御質問はこちらからお待ち申し上げております。
→→ https://88auto.biz/dr-yasuu/touroku/toiawase.htm



メルマガでは
高橋の生き方お伝えしています。
→→ お気軽にどうぞ。



読者登録もしてくださると
とっても嬉しい(^^)/
→→ おともだち!