乳がんのマーカー その2 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
乳がんのマーカーについての2日目です。



「腫瘍マーカーの臨床的有用性は、明確な用途、そのマーカーが陽性か陰性かによる転帰の差の規模、およびその規模規定の正確性に関する厳格な基準を用いて評価しなければならない。



早期乳がんを有する患者の管理にルーチンで使用することを推奨できるマーカーは少なく、エストロゲン受容体(ER)、プロゲステロン受容体(PgR)、ヒト上皮成長因子受容体(HER2)、ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子(uPA)/プラスミノーゲン活性化因子阻害因子-1(PAI-1)およびOncotype DXに限られる。



多重パラメータアッセイを用いることにより、予後の評価だけではなく、術後化学療法の有益性を実質的に予測できる場合がある。



American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」






土曜日の朝の電車は空いていてのんびりできますので大好きです。



今朝の電車の中で、“ブラックペアン1988” 海堂 尊 著 を読みはじめました。



外科研修医を通して見た大学病院の日常の描写がとてもなつかしく感じられます。



そして絶対君主制の時代の外科の教授の威厳あふれる姿がとてもまぶしいです。



医師には優しさと包容力と威厳が必要だと思います。



威厳は、自分に厳しくすることから生まれてくると思います。



というわけで、もっともっと自分に厳しくしていきますね。





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