ホルモン療法 その3 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
ホルモン療法も、ついに3日目です。



まだまだ行きますよ。



ゆっくりじっくりお勉強しましょう。



「—閉経後ホルモン療法についてー



<エクステンド治療>



EBCTCG(Early Breast Cancer Trialists’ Collaborative Group)の解析では、5年間のタモキシフェン治療中の再発率が15%であるのに対して、タモキシフェン終了後10年間の再発率が18%であった。



つまりタモキシフェン終了後に何らかの治療を行うことができれば、再発をさらに減少させうる可能性がある。



MA.17試験は、

5年間のタモキシフェン治療後にレトロゾールをさらに5年間内服する群



プラセボ(偽薬;yasuu注釈)を5年間内服する群

を比較したものである。



レトロゾール群で健存率の改善がみられたが、反対側乳がんの発生や全生存率には有意差がみられていない。



特集 乳がんの最前線 “早期乳がんの全身療法” 横浜労災病院 腫瘍内科 有岡 仁先生

予防医学 第49号(2007.12)」




なかなか、生存率を思うように改善させるデータがでてきませんね。



もっともっと良い方法や、お薬が出てきて欲しいところです。





今から夕方の診療が始まります。



最近、じっくりお話していると夜の9時を過ぎてしまうこともあり、患者様も看護婦さんも事務さんもびっくりしてしまってます。



申し訳ありません。



でもそんなこと言っても、絶対に手は抜きません。



じっくりお話して、患者様のお悩みやつらいことを全部お聞きして、少しでも解決の糸口を一緒に見つけてから、お帰りいただきたいのです。



そんなわけで、今日もきっと看護婦さんも事務さんもそして患者様もびっくりしちゃうと思います。



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