補完代替療法の現状 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
補完代替療法に関するアメリカ国内の活動についての情報です。



「アメリカ国立代替医療センター(National Center for Complementary and Alternative Medicine ; NCCAM)は1992年に活動が始まり、1998年にNIH(National Institute of Health ; アメリカ国立衛生研究所)の研究センターの一つとなり積極的な活動をしている。



NCCAMがスポンサーの乳がんに関する11のランダム化比較試験が進行中であるが、現在までにがんの縮小効果や再発抑制効果を認めたものは存在しない。



現在までのランダム化比較試験より容認される補完代替療法(CAM)としては、



乳がんの肥満患者に対する脂肪摂取制限、



化学療法中の吐き気に対する鍼治療、



痛みや不安に対するマッサージ療法、



適度な運動、



サポートグループやリラクゼーションなどによる心理療法や心体介入



などが挙げられる。



乳がん診療ガイドライン 薬物療法 2007年版 より抜粋引用」






何だか、どれも普通のお話になってしまいました。



まだ、特殊な治療で有効性が証明された補完代替療法は存在しないようですね。





でも、補完代替療法を周りの方から勧められて断り切れない状況もたくさんあると思います。





基本的には私たち医師は患者様から補完代替療法の御希望があった時に、よほどの毒性や危険性が無ければ標準治療の継続を条件に了承する場合もあります。





今日も病棟の患者様方はお元気でした。





休日に病院に顔をだしますと、患者様たちが皆様嬉しい表情をしてくださるので、私も嬉しくなってしまいます。





皆様のにっこりに、私が元気をいただいています。





近くの学校では今日運動会があって元気な声が聞こえてきていました。





昨日までの悪天候が嘘のように、本日はかなり日差しが強く、私も少しお外に出ている間に日焼けしてしまいました。





今のところ手術に呼ばれる気配もなく、ゆっくり美容室にも行くことができました。





こんな時には神様に深く感謝します。







感謝、感謝でいつも暮らしているときっと良いことがたくさん起きるとおもいます!!







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