輝かしい決断。 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
人は誰もが、小さな決断を毎日たくさんおこなっています。





<ご質問>

乳がんの転移はいつおこるのですか?



<お答え>

乳がんは骨、肺、肝臓、脳などに転移することがあります。



このような転移がいつ起きるのか、という問題に対する最近の研究によれば、乳がんがしこりとしてみつかるだいぶ以前から、すでに微小転移の形で転移の種が存在すると考えられています。



微小転移はしばしばタンポポの種に例えられます。



タンポポの種は、風に吹かれて遠くの土地まで飛んでいき、発芽に適した場所で芽をだしますが、芽をだして花を咲かせるまで見つけることはできません。



それと同じように乳がんと診断された時点ですでに、微小転移が存在する場合があります。



“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編

金原出版株式会社 より抜粋引用





“決断“



というとかなり大がかりなものを想像します。



しかし私たちは毎日、



「朝6時に起きよう。」



「朝ご飯は我慢しよう。」



「職場に着く前におうどんを食べよう。」



「お昼はおにぎりで我慢しよう。」



「夕食は山盛りお肉を食べたいけれど、小盛りで我慢しよう。」



「もう眠いけれど、ブログを更新しよう。」



毎日毎日みんなが決断をしています。





乳がんの治療も“決断”の積み重ねです。



少しずつ少しずつ出来ることから決断していきましょう。



大きな決断は後回しで大丈夫。



納得できないときは立ち止まって考えて大丈夫。



焦らずじっくりと“決断”していってください。



それがあなたの輝かしい決断につながっていきますからね。





いいね。

でも先ほどの決断はすべてひょっとして、まさかyasuuの・・・・(^_^;)

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