男性乳がん その2 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
今日も男性の皆様への情報をお知らせいたします。



男性乳がんの覚えておくべきポイントです。



「男性の乳がん罹患率は女性患者の1%程度の頻度である。



好発年齢は、60歳代後半、女性に比べて5-10歳程度高齢者に発症する。



発症の危険因子は、

睾丸疾患(停留睾丸、睾丸炎の既往、外傷)

慢性肝疾患(肝硬変、アルコール性肝炎)

乳房病変(女性化乳房、乳頭分泌)

乳がん家族歴

胸壁放射線照射の既往

などである。



男性乳がん患者の15-20%は家族歴を有する。



家族性乳がんの責任遺伝子であるBRCA2遺伝子異常が5-15%と高頻度に認められる。



組織型は浸潤性乳管癌がほとんどであり、女性乳がんと比べER(エストロゲンレセプター)陽性率が90%と高く、PgR陽性率も80%を超える。



HER2発現は女性乳がんに比べて低いとの報告が多い。



乳がん診療ガイドライン 薬物療法 2007年版より抜粋引用」




愛する人や旦那様のご心配ごとがありましたら、お近くの乳腺外来で検査を受けさせてあげてくださいね。





日本緩和医療学会の演題登録締め切りを今何となく見てみたら、本日17時となっていました。



今、同時進行でブログの更新と、緩和医療学会発表演題登録と、それから本日の緩和ケア院内勉強会の最終準備をしています。



そして、今17時。



演題登録無事に終了いたしました。



そして、ブログも更新終了。



そして、院内勉強会の準備も無事終了。



すべてうまくいくようになっているのですね (^_^)v





↓本日も、ブログランキングのクリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。





blog ranking