ザンクトガレン 2009 part 16 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
今、外来が終了し大慌ての更新です。





-Resistance to treatment treatment by crosstalk

(クロストークによる治療への抵抗)



Further studies of the crosstalk between estrogen receptor and HER2 pathways shows that each can act as resistance mechanism for the other.



エストロゲン受容体とHER2経路の間のクロストークがさらに研究され、それらはお互いに耐性機序として作用することが示されている。



This logically led to studies combining antiestrogenic therapy with agents targeting receptors of the EGFR family.



これは、理論的には抗エストロゲン療法とEGFRファミリーを標的とした薬剤との併用の研究に向かうことになる。



Examples included the combination of geftinib with either tamoxifen or anastrozole and the combination of lapatinib with letrozole.



例えば、ゲフィチニブとタモキシフェンやアナストロゾールの併用、ラパチニブとレトロゾールの併用などである。



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用



クロストークって、何となくニュアンスはわかりますけど、細胞同士が会話したり、影響し合ったりするということで良いのでしょうね。



なかなか、臨床医学のお話から遠いところでの出来事ですので、私にとっても初耳のことも多いのです。



また、あしたも初耳であればあるほど得るものも大きいと思ってがんばりましょう。



それでは、救急車が近づいていますので、また明日・・。



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