妊娠と抗がん剤 その2 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
抗がん剤の妊娠へ与える影響についての話題です。



今日は最近使用することの多い、アンスラサイクリン系薬剤やタキサン系薬剤についても調べてみましょう。



「抗がん剤によって妊娠できなくなる可能性はどの程度あるか。



現在標準治療として多くの症例に使用されているアンスラサイクリンを含むレジメンについては、CMF療法と比較して卵巣機能障害の増強は認めていない。



タキサン系化学療法については、アンスラサイクリン系化学療法に追加した場合の卵巣機能への影響が検討されている。



タキサン系薬剤の追加投与による卵巣機能障害の増強は認められないとされているが、まだ少数例での学会報告のみであり、一定の見解は得られていない。



 乳がん診療ガイドライン 2007年版 “薬物療法“ より抜粋引用」




このように、タキサン系薬剤を使用することによっての妊娠への悪影響は証明されておりませんので、治療後に通常の月経周期が戻ってくれば、妊娠は可能であると考えられます。





女性はとっても大変です。



いつもお上品でいなければいけないし・・。



いつもきれいでいなければいけないし・・。



つねに自分磨きをしなければいけないし・・。



そして、



乳がん検診を受けなければいけないし。



おうちやお外のお仕事をしなければいけないし・・。



赤ちゃんを産んで育てなければいけないし・・。





男なんて足元にも及びません。





男は、ただわがままに自分のやりたい仕事を精一杯やるだけですからね。





私は女性の皆様を尊敬します。





ですからなおさら、「いつも全力で守らなくては」って思います。





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