ザンクトガレン 2009 part 25 | 乳がん検診の不安・悩みを解消して日本の女性を乳がんから守る 乳がん検診伝道師 外科医 高橋 保正のブログ
今日は木曜日。



そろそろ、お仕事やおうちのことで疲れがでてくる頃ですね。



無理しないでくださいね。





-Treatment of triple-negative disease(トリプルネガティブ乳癌)



Triple-negative breast cancer is associated with an improved pathological complete response rate with neoadjuvant chemotherapy , but despite this there is an inferior overall survival in comparison to other breast cancer types.



トリプルネガティブ乳がんは、術前化学療法に対して、高い病理学的完全寛解率が得られるが、全生存率は他の病型に比べ芳しくない。



New approaches undergoing clinical trial evaluation for treatment of triple-negative disease include new agents such as ixabepilone and DNA-damaging agents such as platinum compounds , anthracyclines , and poly (ADP-ribose) polymerase (PARP) inhibitors.



トリプルネガティブ乳がんに対しては、イグザベピロン、プラチナ製剤、アンスラサイクリン、PARP阻害剤などのDNA障害性化合物などの薬剤の臨床試験が進行中である。



“Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”

A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009



“治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”

日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏



よりそれぞれ引用



トリプルネガティブ乳がんはまだまだこれから、たくさんのことが判明していくものと思います。



少しでも早く、有効性の高い治療が開発されていくことが望まれます。



現在、トリプルネガティブ乳がんと闘っている皆様。



まずは、今できる治療をしっかりとおこない、そしてまた主治医の先生と今後の方針についてしっかりと相談していきましょうね。





いつも思うのですが、“何でも相談できる”、“怒らない”、“めんどくさがらない”、“言葉にトゲがない”、そんな主治医の先生を見つけることが一番大事ですよね。



色々な方のブログなどを拝見すると、必ずしも幸せでない患者様が多いのかなと思います。



常に自分の言動を厳しくチェックしていくことも、医師には必要ですよね。



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