鼻尖形成術(団子鼻手術)で、パロットノーズ(ポーリービーク)変形?? | 山本クリニック院長 ドクトル山本ブログ

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まずこのお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

 

最近は、患者さんも詳しくなっていて、『鼻尖形成術(団子鼻手術)をすると、パロットノーズ(ポーリービーク)変形するってネットに書いてあったんですけど』というようなことをおっしゃる方にお会いする事も珍しくなくなってきました。

 

パロットノーズ(ポーリービーク)変形とは、正面からみた時は普通でも、横から見た時に鼻がオウムのくちばしのように見えるように、持ち上がった感じの状態のことです。

 

これは、左右の鼻翼軟骨を単純に強く縫い合わせると起こる現象だと思います。

 

この欠点に気が付き、私は、2002年に『鼻翼軟骨を角度をつけながら曲げる』という術式を考案しました。

 

当院オリジナルと言いたいところですが、ニューヨークで見た手術に改良を加えただけなので『アレンジ手術』だと思っています。

 

とはいえ、患者さん側からすると、術後に腫れると、『パロットノーズ(ポーリービーク)変形になっている!!』という問い合わせを受けることもあります。

 

今回は、術後に腫れて、パロットノーズ(ポーリービーク)変形になっているかのような状態をお見せしますので、ご参考にして頂きたいと思います。

 

いかがでしょうか?このような状態は、術後に腫れると、『日常的に』見る現象ですので、ご心配される必要はないと思います。

 

いつも同じような事ばかりを書きますが、担当される先生がどのような手術をされるのかを知ることは非常に重要です。

 

術後のこうした変化についても、熟知した上で手術を受けていただければ幸いです。

 

ちなみに、この方の術前、術後の変化に関しては、私のコラム『美容外科話』に書いてありますので、そちらも是非ご覧下さい。

 

また、術後の固定についてはnoteにてご紹介しております。