ギターキッズその後・・・
長年同じギターを使い続けるといろいろなことが起こるもので、
演奏中にストラップがはずれたと思ったら、
実はギターヘッド側のストラップピンをとめていたねじが、
腐食して折れたのだった。
本番ではなかったので、すぐに新たに合うねじを買ってきて、
取り付けようとしたのだが、
古いねじが折れた部分から半分ボディの中に
残ってしまい取れない。
という訳で、位置を多少(8mmくらい)ネックよりに変えて、
取り付けたのだった。
これはレスポールだったんだが、
いざストラップをかけて立ち上がると・・・すごい違和感!
たった数ミリでそんなに変わらないはずと思っていたが、
やけにギターの位置が上に感じ、慣れるまでに時間がかかった。
同じようにねじの腐食により困ったことは、
テレキャスでも起こる。
フェンダー系のギターはメンテナンスを行おうとすると、
ピックガードを外す必要に迫られる。
そのピックガードをとめているねじがやられると、
非常に困ったことになる。
ストラップピンと違い、微妙に位置を変えることができないからだ。
ボディより少しでも外に飛び出した所で折れててくれれば、
まぁなんとか取れそうだが、いつもそうだとは限らない。
実は見せかけのねじがひとつふたつ・・・
他に、テレキャスのリアのピックアップは、
非常に安い作りではあるが、
音はガレージそのもので気に入っている。
しかし、夏になるとコイルを巻いた上に固めてある蝋が溶け出す。
以前はそんなことなかったはずなんだが・・・
さらに振り回した勢いで外に飛び出すことも・・・
これはピックアップのマグネットだけで位置が固定されているからだ。
ひぇ~ーーー!
テールピースやブリッジの錆は交換以外どうにもならないが、
30数年も経った今、同じパーツを捜すのは面倒そうだし、
改造して取り付けてもピッチの調整やら、
細かいことをやらねばならず、これもやはり面倒だから、
朽ち果てるまでそのまま使おう。