リュープリン注射1回目のあとから生理が止まり、快適な生活を過ごしていた。
手術前のリュープリン治療とはいえ、やはり老けるのが怖いので、プラセンタ注射を始めた。
以前、子宮内膜症の術前偽閉経療法でゾラデックス、レルミナを使用中、結局体重が51kgから59.9kgまで増えてしまったが、
その後数年かけてダイエットを続け、体重を48kgまで落とした。
そしてまたリュープリンで偽閉経療法を再開。
また体重が増えるのかーと憂鬱になったが、リュープリンでは意外と何も副作用はない。
体重は増加しないし、浮腫みもない。食欲も増えない。
強いて言えばちょっと肌が乾燥しやすくなり、声が出づらくなったことくらい。
それでも生理がない生活を楽しんで過ごしていた。
自分の子宮が一旦牙を剥くととんでもなく凶暴であることを身に染みた私は、もう子宮とおさらばしたいと思った。
リュープリン2回目の時、担当医師に子宮全摘の手術を受けたいと伝えた。
医師もOKしてくれた。
5回目のリュープリンが終わった後の月末に子宮全摘手術の予約を入れた。
それまではリュープリンで症状を抑えながら平穏な日々が続くと思っていた。
リュープリン3回目が終わった2週間後くらいの夜間、トイレに行くとナプキンに少量の出血があった。
「!!!」
またあの悲劇の始まりか?と不安になった。
出血はごく少量だったが、日に日に少しずつ出血量が増えていく感じ。
数日間様子をみたが、止まる気配がないので次回の予約日を1週間早めて婦人科を受診した。
医師 「リュープリン始める前よりは少し子宮は小さくなっているけど、まだ全然大きいねー」
医師 「場所が場所だからね。子宮粘膜下筋腫。そこから出血してるみたい。」
医師 「前みたいな大量出血にはならないと思うけど、しばらくダラダラ続くと思うよ」
と言われた。
そして、1週間後のリュープリン4回目の前にMRI検査を受けるよう言われた。
今のところ採血でLDH、各種腫瘍マーカーで異常はないが、子宮筋腫の中には確率は少ないものの悪性のものが見つかることがあると。
MRI検査オーダーのコメントには
「○月に子宮全摘手術予定、偽閉経療法中、良性悪性の鑑別」と書かれていた。
今更ながら知ったことだが、私の筋腫は粘膜下筋腫だったらしい。
これは子宮内膜から内側に向かって育つタイプの筋腫で、小さくても症状が一番強いタイプのものである。
婦人科は専門外の私も学生時代にテストで勉強したので、それくらいはわかる。
しかも、この先生はきっと悪性の肉腫についても疑っているみたいだ。
リュープリン注射でエストロゲンが抑えられ、普通の筋腫だったらサイズダウンして生理が止まるはずだが、
私の場合はリュープリンでサイズは小さくなっており、採血も異常ないが、注射後から出血が始まっていることに怪しいと思っているようだ。
来週の診察とリュープリン注射前にMRI検査がある。
さて、どうなるのか・・・?