在宅での中心静脈点滴
病院で説明を受けていても、

「実際、家ではどうするの?」

と気になる方も多いのではないでしょうか。

我が家も、長男の在宅移行の際、
中心静脈点滴(中心静脈栄養)を続けたまま退院しました。

今回は、

医療的な正解ではなく、我が家が実際にどうしているか


という視点で、在宅での点滴生活をまとめてみます。


在宅での中心静脈点滴について

長男は色々な血管、デバイスを経て、
右の大腿静脈にブロビアックカテーテルを留置し、
在宅で中心静脈点滴を行う形で退院しました。

 


点滴棒・スタンドはどうしてる?

病院では、点滴棒に点滴をぶら下げ、

精密輸液ポンプで輸液管理をしていることがほとんどですが、
在宅では携帯型輸液ポンプ(我が家はカフティーポンプS)を使っています。

退院時に、
コンパクトな輸液スタンドを一緒に貸していただき、
家の中ではそのスタンドを使用しています。

病院の大きな点滴スタンドをレンタルすることもできますが、
長男は自分で動くことがないので、車輪がついている必要がなく、

我が家では省スペースで済むものが助かりました。




点滴の保管は?

輸液の内容は我が家は訪問医の先生が調整してくださっていて、
それを訪問薬剤師さんが調剤して、
3〜4日ごとに自宅へ届けてくださいます。

輸液には追加の栄養剤などが混注されているため、
冷蔵保存必須です。

長期のお休みの前などは1週間分届くこともあり、
冷蔵庫の中がいっぱいになることも…。

(その際は保存期間を長くするため、未開封の状態で届きます)

我が家では、
冷蔵庫の中に1段「点滴専用スペース」を作って管理しています。




ルートの交換は?

点滴のルートは
週に1回、訪問看護師さんに交換していただいています。

また、カテーテルの接続部分にある
青いプラネクタ
月に1回、訪問医の先生に交換してもらっています。

(退院して数ヶ月このプラネクタの交換という存在を全員忘れていました)




カテーテルの固定はどうしてる?

刺入部のテープは、
週に1度、訪問看護師さんと一緒に貼り替えをしています。

消毒後、
圧がかかりやすい部分には
クッション性のあるテープを使用し、
その上からフィルム材(テガダーム)で覆っています。

皮膚トラブルを減らすためにも、
「固定しすぎない」「引っ張られない」
そのバランスを大切にしています。




ルートの取り回しは?

ルートは服の間から出し
引っ張り防止のために
移動式のポケットに2巻きほどして収納しています。

首周りにルートが来る場合は、
スタイにポケットをつけて固定されている方もおられます。

最近では、
ルート専用のスタイを作って
メルカリなどで販売されている方もいらっしゃいます。




移動するときは?

カフティーポンプには
専用のバッグがあります。

(ついでにベスト等もあります)

特に補助が出たりすることはなく自費購入とのことだったので、

メルカリで中心静脈点滴を卒業された方からお安く譲って頂きました。
手提げ・リュック・ショルダーの3wayで使用でき

我が家は手提げバッグにしてバギー型車椅子の後ろに引っ掛けています。

点滴バッグは倒してしまうと
気泡がルート内に入りやすくなるため、
常に立てた状態にしておく必要があります

バッグには穴が空いており、そこからカフティーポンプのランプが見えるので
動作確認ができ、外出時の安心感につながっています。




お風呂・水遊びのときは?

お風呂のときは
カテーテルをヘパリンロックし、
刺入部全体を
水に強いフィルム材(市販のもの)で覆っています。

もともとの固定テープに干渉しないよう、
不織布を当ててからフィルムを貼る工夫をしています。

不織布を色々試した結果、
我が家では100円ショップのクイックルワイパー用シート
ちょうど良く使えています。

プールや水遊びのときも、
同じような形で保護しています。




最後に

ここに書いたことは、
あくまで我が家の一例です。

在宅でのケアは、
お子さんの状態やご家庭の環境によって
本当にさまざま。

この投稿が、
これから在宅に移行するご家族や、
関わる支援者さんにとって
「生活のイメージを持つきっかけ」になれば嬉しいです。

医療的な判断や処置については、
必ず主治医・医療者にご確認くださいね。

 

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました🌱

 

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