長男は特別支援学校に進学したのですが、驚くべきことに学校がはじまってからいままで週替わりで嘔吐していたのが、全くなくなり申請した週3日を休まず(1日母お疲れのため休みましたが)登校できています。

長男の通う学校は人工呼吸器使用児は引き継ぎができるまで、教室付き添いのため教室の隅っこで過ごしている日々ですが、なかなか子供たちの学校生活を教室内で見れるなんてないので貴重な経験をさせていただいています。

 

本当は3月に投稿するつもりの内容だったのですが、就学準備、付き添いなどバタバタしていたら今になってしまいました💦

なんとか5月に滑り込みです…😅

 

さて、「この薬、ちゃんと届いているのかな?」

人工呼吸器をつけているお子さんにネブライザーで薬を届けたいとき、そんな疑問を持ったことはありませんか?

実は私自身、医師でありながら「在宅の人工呼吸器でのネブライザーの方法、詳しく知らなかった」という経験があります。病院のICUでは人工呼吸器管理下でのネブライザーを経験していましたが、在宅での方法は別の話。長男が気管切開をして人工呼吸器を使うようになってから、改めて勉強しました。

今回は、同じように悩んでいる医療職の方にも、在宅でケアをしているご家族にも役立てていただけるよう、まとめてみました。


🫁 ネブライザーとは?

ネブライザーは、吸入薬を霧状にして直接気管支に届けるための医療機器です。

飲み薬と違い、気道(息の通り道)に直接届けられるため、少量で効果があり副作用も少ないというメリットがあります。気管や気管支、肺など息の通り道に病気がある場合の治療に使われます。


🫁 人工呼吸器を外せる場合

自発呼吸で数分〜数十分、呼吸を維持できる場合は呼吸器を外してネブライザーを使うことができます。

NPPVの場合 呼吸器を外して、マスクやマウスピースを使い口・鼻から吸入します。

気管切開の場合 呼吸器を外して、カニューレが入っている気管切開孔からマスク等で吸入します。このとき気管切開用人工鼻はつけないよう注意が必要です。


🫁 人工呼吸器を外せない場合は回路に組み込む

呼吸器が外せない場合は、呼吸器の回路にネブライザーを組み込む方法があります。

組み込む位置のポイント できるだけ本人の近くに組み込むのが基本です。カテーテルマウントの次、シングル回路なら呼気ポートや呼気弁よりも患者側に装着します。

我が家では、カテーテルマウントは小児用だとうまく繋がらなかったため、ネブライザー時のみ成人用を使用しています。




🫁 ジェット式ネブライザー

おそらく一番よく使われているのがジェット式です。回路に組み込むためのT字コネクタと、呼吸器装着下でも使える薬液筒を準備します。

T字コネクタは回路によっては最初から入っているものもありますが、我が家は入っていなかったため業者さんに依頼しました。薬液筒はネブライザーに付属のものが使えることもありますが、使用できるものを業者さんに確認して購入するのが確実です。

注意点 ジェット式は気流を発生させるため、使用時に多少設定圧に影響が出る可能性があります。また酸素を使用している場合は濃度が下がるため、SpO2に注意が必要です。

回路への組み込みが難しい場合は、バッグバルブマスクと組み合わせて用手換気的に行う方法もあります。




🫁 メッシュ式ネブライザー

メッシュ式は気流を発生させないため、呼吸器の制御に影響せず効率的な吸入ができるというメリットがあります。

気になる点は、本体が高価でランニングコストもかかること。誰が費用を負担するかという問題も出てきます。

レンタルも月数万するようで、患者負担はもちろん辛いけど、病院側が負担するのも病院経営的に厳しい…😭




🫁 排痰とネブライザーの関係

痰が硬くなったときのネブライザー使用は、感染後などの一時的な使用にとどめるのが理想とされています。定期的に使用しないようにして、人工呼吸器や加温加湿器の選択・設定、環境調整で対応するのが基本です。

「そこが医療者の腕の見せ所!」と私は教わりました。

なかなか難しいことも多いですよね。でも1つの処置が少なくなると負担が減り、生活しやすくなるので、目指したいところです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事は我が家の体験をもとにした記録です。医療的判断や処置については、必ず主治医や医療者に確認してくださいね。


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