部下の結婚式で乾杯の挨拶 | Dr-たっきーの今も日々是好日

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飛幡つばさの芸名で女優をしていた嫁さんの強い勧めで自分も始めることにしたブログです。その嫁さんは2021年5月に他界してしまったのですが、今も嫁さんが隣にいるかのように続けていこうと思います。

おはようございます


三連休の初日となる昨日、4月から任された

部署の部下の結婚式がありました。


ゴールデンウィーク前に

「7月に結婚式を挙げることになりました」

「室長に乾杯をお願いします」

と頼まれ、頭の中で

 7月なら喪は明けているから受けていいよな

と思い、

「おめでとう、喜んで引き受けるよ」

と返事をした


さて、どんな挨拶をするか

 ○の●●●●と乾杯の挨拶は短い方がいい

という言葉もあるので、長く話すつもりはない

そもそも、新郎のキャラクターもよく知らない


フツーなら、

自分が着任したときに飲み会を開いて、

業務の姿からではわからない本人の姿など

知る機会を作るものであるが、コロナのせいで

2年前に入社したメンバーの歓迎会すら

できていないまま昨日の日を迎えたのだった


その意味で、昨日の披露宴は、コロナ後に

初めて開く、待ちに待った職場の宴会でも

あったのだ


さて、乾杯の挨拶だが、新郎側招待者の半数を

占める職場同僚は自分が嫁さんと死別している

ことは知っているが、他の方は知らない

そんなことを悟られる挨拶をしてはならない


というわけで、

自分は結婚が遅く、今日の披露宴の1つ前は

自分自身の披露宴だった(事実)ので、

自身の体験から夫婦円満の秘訣を語るのでは

なく、ある芸能人が書いた本の中に書かれて

いることを紹介したい、と話した


 男にとって最高の幸せとはなにか

 それは惚れた女に振り回されることだ


これは

嫁さんが心肺停止状態となって緊急搬送され

集中治療室に入っている最中に、自分の

Facebookに書き込んだ言葉でもある

 今日まで自分は最高に幸せだった、ただ

 もう少しの間、振り回されようじゃないか

多少強がりもあったが、そう続けた


昨日も、この言葉を借りて、

 今、新郎は幸せの絶頂に立っているという

 心境にあると思うが、これからもっともっと

 幸せは増していくことを実感してほしい、

と結んだ


実際、

 一周忌を過ぎた今ですら、

 自分は嫁さんに振り回され続け、

 幸せの真っ只中にある、

そう思うのである

(まだ強がっているかも、という感はあるが)


それにしても、昨日の披露宴はかなりよく

できていた

披露宴のお開きのタイミングでは、

披露宴の最中に撮られた動画が編集されて

まるで映画のエンドロールのように

流されていた

よくもまぁ、こんな短時間にできたものだ


結婚式を挙げない風潮が拡がる中、

 式を挙げるって、いいなぁ

 式の記録を残すっていいなぁ、

そう思わせる披露宴であった


新郎新婦、おめでとう

ウェディングプランナー、あっぱれ


元気をもらうにはもらったが、披露宴の後

まだ暑かったので、その疲れもあって

独りで祇園で賑わう小倉の街に繰り出すことは

見送ってしまった


ではまた