糸によるリフト(左右合計8本)で若返り治療を行いました。

症例写真をいただきましたので、解説します。

(症例写真へのご協力ありがとうございます)

症例について

 40代女性。
 フェイスラインを整えるため、片側4本、合計8本の糸でリフトアップを行なっています。

症例写真

治療前→治療直後の状態
 
フェイスライン、頬がリフトアップしています。

矢印の波打っていたフェイスラインがすっきりし、ほうれい線が浅くなり、全体的にほっそりしたお顔になっています。
 
 
 
 
治療のポイント
 少ない本数でもしっかりリフトアップするよう治療を行なっています。
 前回のブログで紹介したセイコリフト+ほど固定を強くしていませんので、ダウンタイムは軽いです。
 口のつっぱりは無く、日常生活に支障はなかったとのことでした。
 ただ、黄色い内出血が目の外側に出現したようです。
  
 前回のセイコリフト+のブログはこちら

・ただ引き上げるのではなく、引き上げる方向や引き上げる部位を細かくシュミレーションを行い、「自然な卵型の輪郭」ができる様に糸を入れてます。

 

・面長に見える場合は、実際に顔の縦方向の距離は変わりませんが、糸によるリフトで、脂肪の位置を変えることで改善することができます。

 

・一度に大量の糸を入れることで効果を上げるという方針のクリニックが多いですが、糸は吸収されるもので、効果は長期に及ぶものではありません。糸の治療だけで100万円近くになるクリニックもあると聞きます。私は、少ない本数を時々(半年〜2年)行うことをお勧めしています。

 

・使用している糸は、PCLという素材で吸収されるまで2年程と言われています。吸収されるまでの間に、コラーゲンが糸の周囲に生成されますので、長期的な効果が期待できます。当院では、吸収される期間が半年程度のPDO素材のKリフトの糸による治療も行っていますが、長期的な効果を望むのであればPCLの糸の方がおすすめです。

 

・韓国では、国の認可の関係もあり未だにPDOによる糸の治療が多いのですが、徐々にPCL素材の糸も増えてきています。日本では医師の裁量で海外から糸を輸入できるので、PCL素材の糸の治療が増えています。吸収されるまでの期間が長くなると、副作用が起こった場合も長続きすることも考えられますので、安全性をしっかり考慮して行う必要があります。

 

・糸のリフトでも使う糸の素材や種類、治療主義によって結果は大きく変わります。詳しくはカウンセリングの際にお話ししています。

 

・糸のリフトについて、何度かセミナーで発表しています。
 今月開催

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 韓国釜山で

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 韓国からドクターを招いて
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 東京で「日本、韓国、イギリス、フランスの糸のセミナー」

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振り返ると、糸リフトのセミナーはたくさん行なってました。

 

治療概要、合併症について

 

治療概要
 糸によるリフト片側4本ずつ 合計8本使用
 費用 256,667円
 
合併症、副作用、リスク(カッコ内は私の経験)
糸によるリフト

・腫脹  (数日出現する場合があります)

・内出血 (ほとんどありません)

・疼痛(本数や部位によります。数日出現することがあります)

・左右差(元々の左右差が大きい場合は、糸のリフトだけで左右差を整えることは難しいです。元々の左右差がない場合は、ほとんどありません)

・感染(幸いありませんが可能性としてはあります)

・口元の違和感(数日あります)

・ 糸が触れる (ごく稀にありますが、異常な状態でないことがほとんどです)

・ツッパリ感、引きつり感(数日あります)

・皮膚の凹み(ごく稀にあります。必ず治ります)

・紅斑 熱感 (ごく稀にありますが、数日で治ります)

 

 

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