昨日は男性器美容形成術のセミナーでした。
北海道や東京、奈良、兵庫、広島、鳥取、大分など全国各地の形成外科や泌尿器科、美容外科の先生方にお集まりいただきました。
2時間半の長丁場なので、
•男性器や恥骨、陰嚢、精管、その周囲の血管、神経、靭帯などの解剖について
•男性器の治療について
•男性避妊手術(精管切除術)いわゆるパイプカット術について
など様々な内容を講義させていただきました。
特に今回下手な絵を駆使して説明したのは、治療のデザインについて!
顔の手術も当然ですが、デザインは手術のスタートであり、最も大事な部分です。デザインによって、治療の効果や合併症の出現も変わってきます。
「患者さんの体質だから〇〇という合併症が起こった」などと医者が説明することもありますが、間違ったデザインによって起こることもあります。
男性器治療もしかりです。
このデザインについてかなりの時間を費やし説明させていただき、また参加されたベテランの先生方と質疑応答の時間に細かくディスカッションしました。
私自身も自分の行なっているデザインを客観的に評価していただき、また様々なご意見もいただき大変勉強になりました。
解剖については、今までの手術の経験の中で伝えられることは伝えましたが、意外と好評だったのは3Dの解剖の教科書アプリです。
こちらは、セミナーの内容とは直接関係ないので、こちらでも紹介します。
ここから、イラストですが、血管や内臓が出てきますのでご注意ください。
このアプリの素晴らしいところは、画像を自由に回転拡大縮小でき、さらに血管だけ神経だけなど選択した部分のみを見ることができることです。
顔の血管、神経だとこんな感じです。
ですので、自分が手術する同じ視野同じ角度で、血管と筋肉だけ表示するとか、色々と勉強できます。
昨日の手術の範囲だとこのあたりです。
このアプリを紹介して、実際の手術で触る部位の骨と靭帯、血管、神経の関係を説明しました。
紹介したその場でアプリをダウンロードした先生方も多くいらっしゃり、昨日はこのアプリの売り上げに貢献させていただきました。(回し者ではありません笑)ちなみに3,000円です。医学書は大抵10,000円以上するので大変お得です。
ただ眼瞼など細かい解剖までは対応していないので、そこは今後に期待です。ちなみに初めてインストールした日は2、3時間アプリで遊び?続けていました。
そして場所を新宿のクリニックに移動して、手術を実際に行うライブサージェリーです。
続きは次回に![病院](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/373.png)
![病院](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/373.png)