なぜ、普通の低カロリー食では糖尿病が改善しないのにBAANsでよくなったかというと、脂肪分解によるエネルギー産生、このエネルギーによる蛋白質合成の一点に尽きるわけです。普通の低カロリーでは空腹時にはグリコライシスといって蓄えた糖原を筋肉などの細胞から持ち出してくるので、細胞も衰えながら、減量してくるわけです。その結果、太りやすい人では余分な脂肪は減らないまま、肝臓や筋肉の身を削って体重減少にはいることになるので、痩せてきたのに脂肪肝という悲惨な状態になってしまうわけです。蛋白合成も不十分になるので、疲れやすく、肌もかさついてしまうのです。


この点、BAANsを行って体重を減らした人達は、低カロリーであれ、通常の夕食は食べたうえで、全員脂肪肝がよくなっているのです。 そのうえ、皮膚もコラゲンやエラスチンの蛋白合成の結果、すべすべ瑞々しくなります。

数日前、メタボリックシンドロームについて討論する機会があって、僕はオリジナルのBAANs(bio-activating-advanced-nutrients)っていうことを話したんですが、基本として人類は飽食に準備されてないので、自然食の成分を上手に抽出して食事を構成しなくては肥満傾向を解決できません。


さら重要なポイントは、基礎代謝で使われるエネルギーの30%以上を、濃度勾配に従って細胞内へ入ってくるNaイオンを汲み上げるためのハウスキーピングに消費しているのです。このエネルギー自体は呼吸で取り込んだ酸素を使って糖分や脂肪を燃やして3燐酸という様態で産生してきます。


だから、24時間正しい呼吸をしてたっぷり酸素を全身に行き渡らせてあげること、この酸素を正しくエネルギー生産に投入できる身体構造をつくり、質量ともに充分なNaポンプが力強く細胞内外のイオンバランスを整えていくことがとても大切なんです。


例えば、筋緊張ジストロフィーっていう力を抜くことができなくなる病気がありますが、この本質は細胞のなかにNaイオンが入り込みすぎることなのです。精一杯がんばってNaポンプを動かしたくても呼吸する筋肉さえも衰えてしまって、酸素を末端まで届けられなくなるので、内呼吸で得られるはずのエネルギーリン酸をも作れないようになってNaイオンが溜まってしまうのです。


この病態のポチャポチャっとした体つき、糖尿病、若はげ、早期老化を、僕はメタボリックシンドロームや老化のモデルとしてみてる。このポチャポチャと糖尿病なにをやっても食事制限してもよくならなかったんですが、唯一BAANsの食事で改善がみられたんです。

基礎代謝っていう眠ってても消費されるエネルギーは成人では一日1200kcalってことが知られてる。だから、この近辺以下の極端な低カロリー食は危険なことになる。たとえ1500kcla摂ったところで人間が活動して消費するエネルギーを勘案すると充分じゃないんだ。


じゃあどうやったら理想的にダイエットできるのってことになるが、とても大切なポイントは余分な脂肪を燃やすところに帰結するんだよ。単なる低カロリー食は身体の重要な細胞やその成分である蛋白質、ひいては臓器から全身を犠牲にして、いわば衰弱しながら体重を減らしてくる結果になるんだ。だから、ちょっと逆方向にカロリーを摂るとうまく処理できないのでアッというまにリバウンドしてしまう。


だから、USDAや厚生省がいっているような栄養学のピラミッドはひっくり返す必要があるんだ。病院の栄養指導ってやつはこれに準拠してる場合が多いので要注意。


かといっていわゆる低インシュリンダイエットはクリントン前大統領がすごく痩せたねって思ったら心筋梗塞になってたり、肝臓、腎臓に負担をかけるので調子こいてやるのは危ない。


まあ、ちょっと勉強すればいいんだけどアミノ酸はペプチドや蛋白の構成分子であって、多種多様な種類があるんだ。酸っていうからには大部分が酸性に荷電するんだが、一風変わったやつにアルギニンって苦いものがあるんだよ。

僕は仕事柄、高中年世代とお話したり健康管理にコミットさせて頂く機会が多いんだけど、小太りのグルメ人種といった方々には大いに悩まされてきた。絶対皆さんに相応しい食事法、ダイエットを私が創り出しますからねって、97年ころから約束してきたんだよ。


まず、ヒトの身体には、チンプスやゴリラと枝分かれしてきたご先祖様以来の節約遺伝子群が豊富に備わってるっていうか、飢餓に耐え切れない素因のご先祖は淘汰されてきた。この何百万年来で食べ物が有り余ってきたっていうのは未だ百年にも満たないわけさ。当然のことながら、食べ過ぎたことに用意されてない体質が優勢だから、よほど気をつけてても太ってしまう男女が現代人には増えてくることになるんだ。これがメタボリックシンドロームってやつだ。


こんな状況下でもっても、古典的~現栄養学はアメリカ農水省で作られた炭水化物をピラミッドの底辺に主食として敷き詰めた、いわば飢餓世紀の食事法を未だに踏襲してるわけだ。みんなが信奉する○イク○ダイエットとか○エタとかいった低カロリーダイエットだって、僕に言わせればすべてこの範疇でギッタンバッタンと内容物を出し入れしてやり繰りしてるにすぎないんだよ。 もっとアカデミックに、叡智ってモノを掘り下げていこうじゃないか。

ところで、モレニアムってのはミレニアムに引っかけてるってことを振り返ってみよう。自活し始めた僕の人生で80年代はいわば能天気で世の中を深く考えることもなくセルフセンターに世界が回ってる感じだっただろうか?職に就いたときには夏冬の休みもない生活が悲しくて泣けてきたほどだった。まあ僕だって感性はあるもんで、90年頃から00年ってのは世の中の激変に遭遇したことで、後の歴史観、経済観や処世観形成に大きく作用してる。


みんなわかるかな?87年にはブラックマンデーでウオールストリートのクラッシュが起こるいっぽう、日本ではジャパンアズNo.1とかいってバブルに浮かれることになる。90年当初には、アメリカでは異臭漂うスラム街をポンコツ車がギイギイボディをきしませながらひしめきあって街全体を薄ら汚い車列で埋め尽くしてたものだが、日本では脂ぎった不動産オヤジがキンピカのロレックスでピカピカのベンツを愛人ごと乗り回してたような時勢だった。


団塊世代の動物的活性ピークにいたっては、ホームドラマですら、虚構で塗り固めたブランド若奥様の不倫なんかを取り上げたりして、有閑女の話題の中心に座ってた気がする。とにかく日本人みんな浮かれてたが、結構みんなが何かおかしい、こんなこと長続きしないと感じてたんだろうね。


予感どおり、アメリカなにするものぞといった傲慢は90年からのバブル破裂と既存価値のメルトダウンで一気に崩壊し、日本中が長ーい長ーい厳冬の時代に入ってくるんだ。



この前後で、僕は莫逆の友というか一蓮托生のNさんと出会ってる。馴れ初めは業者の割にはやけに生意気で度胸の据わった、まあ若い頃には火炎瓶でもぶちこんでたような雰囲気の人間がフラッと訪ねてきたわけさ。話もそこそこに、僕はファーストインプレッションっていうか直感だけで彼の持ってきた5-600万円のゲルシステムの購入を即断したんだ。


この装置はゲルとかメンブレン上に展開された蛋白やDNAの大きさとか量を決定するもので、当時としては日本唯一で重宝したもんだった。ディファレンシャルディスプレーといって、カルシウムの有無で挙動を変える蛋白をみつけるのには二枚の画像を重ね合わせることが役立った。僕は当時新たな血圧上昇因子を捕まえようとして徹底的に高血圧エンブリオの抽出物を調べてたので、中途半端なゲルの使用量じゃなかったが、彼は一切その後の費用を請求しなかったのさ。


僕のプロフィールのなかで歌が上手っていうところに注目してもらうと、この出会いの発展があるわけさ。昔の俺は、When a man loves a woman by Percy Sledge, Stand by me by Ben E. King なんかでカラオケってたが、彼は津軽海峡冬景色の卑猥バージョン+やらしめの仕草で相当なインパクトだったよ。もちろん、本来の歌唱力あってのものだねなので、Love me with all of your heart, Unchained melodyなんかは抜群だったね。まあ、この肝胆相照らす付き合いが2000年のミレニアムとモレキュルをくっつけたモレニアムラボラトリーズ設立につなっがていくんだって。

この導入実験を始めたのは94年頃だった。メイフラワー号でアメリカに移民してきた一族の末裔のロブに来てもらったり、アンダーグラヂュエートやアルバイトの人達も入れて、僕は小所帯ながらもシステム化されたラボをつくってた。周りにはなんか仲間同士で結婚するやつらが多かったんだが、ここでもクリスマスの実験やってからOという学生とKというナースを焼肉に連れて行ったら、K>>>Oの力関係でいつのまにかくっついてたりしたもんだ。


この頃は和気藹々で心房ホルモンの発達期の役割とかFKBPってやつの核内への物質輸送、周辺遺伝子のクローニングなんかを楽しくやってたわけだ。


自分的にはやや退屈になりかかった99年、とんでもない奇人変人の坂本に遭遇してしまったのさ。あいつの部屋にはおかしな円盤があって火花がバチバチ飛んでるんだ。本人はこれが空間を振動させるからうちのコーヒーの木は生き生きしてよく育つって。 聞いた瞬間、俺は叫んだぜ。あんたの使い方は間違ってるって。


これは遺伝子導入だ!!

今日はなんでそんな風変わりなことを始めたのか、記しておこう。


僕は87年にフィラデルフィアに行ってから心臓の発達生物学をやるようになったんだぜ。最初は鶏のタマゴを殻なしで育てると高血圧で心臓肥大の胎児が育ってくることを調べたんだよ。こいつがなかなか難しい実験で動的平衡状態でイオン流と圧力差の関係をみることでマイクロニードル内から血圧を測ったんだ。


まあ、殻なしということはカルシウム欠乏状態なので血管とか筋肉のいろんな細胞でカルシウムハンドリングがおかしくなる結果、血圧が上がったり心臓が大きくなるんだけど、今から思えば毎日サバーバンラインでブリンモアからセンターシティーにかよった懐かしい実験生活の始まりだった。


こんな細胞を調べてみると、どうもCa-ATPaseという細胞からカルシウムを外に汲み出す蛋白質がおかしいらしい。であれば、このCa-ATPaseに関係する分子のはたらきを操ってやろうということさ。色々やってるうちに薬ではなんともならないから直接遺伝子発現をいじって。やりたくなるわけよ。


それで、脂肪の皮みたいなリポゾームをはじめ、カチオン素材、リガンドとレセプターの対応とか、コンピテントファクターとの共導入とかやったわけだけど自然状態の細胞にはうまく入らんのよ。

今日は我が人生で初めてブログというものを書いてみる。

これまでネット検索でいろんなやつが世の中にはいるもんだなーて思ってたがこれからは自分もその構成員になるんだなって感じ。

早速、今日は遺伝子導入機バイオシンフォナイザーからだ。最近になってほとんど全ての培養細胞に、1μgのDNA量できれいなGFP遺伝子発現をかんさつするようになった。