「これは大山エグゼクティブ・プロデューサーと篠田に話したことなんだ」
ツレは深刻な顔で、口を開きました。
「ぼくは、AKBグループ・スタッフを辞めた理由を、秋元くんの心変りが激しすぎてついていけない、と言ってきたよね。 そんなことは二の次だ。 本当は、AKBはブームだってことに気付いたからなんだよ。 ブームには終わりが来る。 必ず。 AKBは今、終わりの始まりにいる。 終わりはとても速い。 加速がつくからね。 スキルスと同じスピードなんだ。 もう半年もたないだろう。 スタッフはどんどん逃げ出していくし、売り上げが急降下している。いまでは「ももクロ」と「エビチュウ」のほうが売れてるんだ。 おにゃん子でぼくは経験している。 戦後処理というのはたいへんなものなんだよ。 おにゃん子の時は秋元くんが先に逃げだした。 ぼくが戦後処理を行ったんだけど、今のぼくには、もうあのときのような力もスタミナもない。 秋元くんも近いうちにまた逃げだすだろう。 あのタイミングが逃走にはベストだったんだよ。 不思議なことに、篠田も同じことを考えていた。 崩壊の具体的なシナリオまで持っていたんだ。 ぼくとまったく同じ内容のね。 それで「卒業」を申し入れた。 「ももクロ」だって「エビチュウ」だって終わりはある。 でも彼女たちは生まれたばかりだ。 終わりが来るまでにはまだ時間がある。 何よりも、AKBは実在しないんだ。 ブームという熱が生んだ幻影なんだ」
ブームが生んだ幻影?
「本来、アイドルは見えないものだった。 AKBのコンセプトは「すぐに会えるアイドル」、つまり、見えるアイドル。 それが熱を生んでいるんだけど、下がらない熱はない。 医師ならわかるだろ。 AKBの熱は今、平熱の寸前、たとえるなら、37・0℃だ。 対処しなくても問題のない高さだよね。 医学的基準では平熱の範囲に入れられている。 平熱では見えなくなるんだよ。 何の取り柄のない連中だからね。 一発逆転はできない。 ただ終わりを受け入れるだけだ」
なるほどね。 よくわかった。
『銀河鉄道999』のヒロイン、メーテルは大人には見えない。 思春期の少年にしか見えない「青春の幻影」。
『となりのトトロ』のトトロやねこバスも大人には見えない。 子供だけが見ることができる「幻影」。
でも、その「幻影」を見ずして成長することはできない。
AKBのファンは、「AKB48」、あるいはグループという「幻影」を見ているけど、やがて見えなくなる。
彼らもいつかは大人にならなければならないからね。
少年時代はとても短い。瞬間に通り過ぎていってしまう。
AKBはまぎれもなく、「青春の幻影」なんだ。
人間は誰も、拒んでも成長しなければならない。
AKBが見えなくなるときは必ずくる。
それが、今なんだよ。
札幌にも姉妹グループができるけれど、ステージを踏むことはなく、終るのだろう。
それでいいんだよ。
AKBは実在しない。
存在するわけがないんだ。
だって、秋葉原自体が存在しないでしょう。
あそこは、外神田1丁目だからね。
納骨堂と墓参、行ってきましたよ。
出かける前に、ツレがマジギレ。
アネさんに対してだよ。
アネさんは、お盆の納骨堂参りはしないと言った。
その言葉でブチっといった。
「月参りをしていないんだから、お盆は参らなければいけないんだっ! あんた、何を考えてる。 そんなやつに納骨堂の必要はない!」
それで、渋々、アネさんは腰を上げた。
で、お参りツアーの最初は、アネさんの納骨堂。
次が麻酔科長で、事務長をはさんで、志村家。
ラストはツレ。
ツレの街で、「ピュア・ホワイト」という品種のゆでとうもろこしを食べました。
パールのような色と輝きを持っているんです。 きらきら光ってました。
輝きが一番きれいなのは、ゆでた直後。
そのため、オーダーがあってからゆでてくれるんですよ。
とうきびとは思えないくらい極端に甘い。 糖度は17度ですから、メロン並みですね。 メロンは15度だから、それより甘いのかな。
だけど、作付面積が極端に少ないため、1日50本限定。
そのため町とJAが共同で運営している施設のみの販売です。
医師は全員ついてきたんですが、いい思いをしましたね。
特に、Miss Kはね。
ぽつりとこぼした一言が印象的でした。
「日本にきて、よかった」
ところで、「エビチュウ」はやっぱりニンテンドー3DSのゲームのキャラクターなんですかね。
「ピカチュウ」のゲームに出てくるんだろうね、きっと。
わたしも3DSは持ってるけど、ゲームソフトは「大人の常識力」だけ。
やるとヘコむんだなー、これが。
ゲームソフトにバカよばわりされて・・・・・・。
恥ずかしがらないで、ツレに訊いてみよう。
「エビチュウ」ってなに?
ツレは深刻な顔で、口を開きました。
「ぼくは、AKBグループ・スタッフを辞めた理由を、秋元くんの心変りが激しすぎてついていけない、と言ってきたよね。 そんなことは二の次だ。 本当は、AKBはブームだってことに気付いたからなんだよ。 ブームには終わりが来る。 必ず。 AKBは今、終わりの始まりにいる。 終わりはとても速い。 加速がつくからね。 スキルスと同じスピードなんだ。 もう半年もたないだろう。 スタッフはどんどん逃げ出していくし、売り上げが急降下している。いまでは「ももクロ」と「エビチュウ」のほうが売れてるんだ。 おにゃん子でぼくは経験している。 戦後処理というのはたいへんなものなんだよ。 おにゃん子の時は秋元くんが先に逃げだした。 ぼくが戦後処理を行ったんだけど、今のぼくには、もうあのときのような力もスタミナもない。 秋元くんも近いうちにまた逃げだすだろう。 あのタイミングが逃走にはベストだったんだよ。 不思議なことに、篠田も同じことを考えていた。 崩壊の具体的なシナリオまで持っていたんだ。 ぼくとまったく同じ内容のね。 それで「卒業」を申し入れた。 「ももクロ」だって「エビチュウ」だって終わりはある。 でも彼女たちは生まれたばかりだ。 終わりが来るまでにはまだ時間がある。 何よりも、AKBは実在しないんだ。 ブームという熱が生んだ幻影なんだ」
ブームが生んだ幻影?
「本来、アイドルは見えないものだった。 AKBのコンセプトは「すぐに会えるアイドル」、つまり、見えるアイドル。 それが熱を生んでいるんだけど、下がらない熱はない。 医師ならわかるだろ。 AKBの熱は今、平熱の寸前、たとえるなら、37・0℃だ。 対処しなくても問題のない高さだよね。 医学的基準では平熱の範囲に入れられている。 平熱では見えなくなるんだよ。 何の取り柄のない連中だからね。 一発逆転はできない。 ただ終わりを受け入れるだけだ」
なるほどね。 よくわかった。
『銀河鉄道999』のヒロイン、メーテルは大人には見えない。 思春期の少年にしか見えない「青春の幻影」。
『となりのトトロ』のトトロやねこバスも大人には見えない。 子供だけが見ることができる「幻影」。
でも、その「幻影」を見ずして成長することはできない。
AKBのファンは、「AKB48」、あるいはグループという「幻影」を見ているけど、やがて見えなくなる。
彼らもいつかは大人にならなければならないからね。
少年時代はとても短い。瞬間に通り過ぎていってしまう。
AKBはまぎれもなく、「青春の幻影」なんだ。
人間は誰も、拒んでも成長しなければならない。
AKBが見えなくなるときは必ずくる。
それが、今なんだよ。
札幌にも姉妹グループができるけれど、ステージを踏むことはなく、終るのだろう。
それでいいんだよ。
AKBは実在しない。
存在するわけがないんだ。
だって、秋葉原自体が存在しないでしょう。
あそこは、外神田1丁目だからね。
納骨堂と墓参、行ってきましたよ。
出かける前に、ツレがマジギレ。
アネさんに対してだよ。
アネさんは、お盆の納骨堂参りはしないと言った。
その言葉でブチっといった。
「月参りをしていないんだから、お盆は参らなければいけないんだっ! あんた、何を考えてる。 そんなやつに納骨堂の必要はない!」
それで、渋々、アネさんは腰を上げた。
で、お参りツアーの最初は、アネさんの納骨堂。
次が麻酔科長で、事務長をはさんで、志村家。
ラストはツレ。
ツレの街で、「ピュア・ホワイト」という品種のゆでとうもろこしを食べました。
パールのような色と輝きを持っているんです。 きらきら光ってました。
輝きが一番きれいなのは、ゆでた直後。
そのため、オーダーがあってからゆでてくれるんですよ。
とうきびとは思えないくらい極端に甘い。 糖度は17度ですから、メロン並みですね。 メロンは15度だから、それより甘いのかな。
だけど、作付面積が極端に少ないため、1日50本限定。
そのため町とJAが共同で運営している施設のみの販売です。
医師は全員ついてきたんですが、いい思いをしましたね。
特に、Miss Kはね。
ぽつりとこぼした一言が印象的でした。
「日本にきて、よかった」
ところで、「エビチュウ」はやっぱりニンテンドー3DSのゲームのキャラクターなんですかね。
「ピカチュウ」のゲームに出てくるんだろうね、きっと。
わたしも3DSは持ってるけど、ゲームソフトは「大人の常識力」だけ。
やるとヘコむんだなー、これが。
ゲームソフトにバカよばわりされて・・・・・・。
恥ずかしがらないで、ツレに訊いてみよう。
「エビチュウ」ってなに?