雨でした。
シャワーのように路面に当たっては跳ね返るような雨。
きのうは20℃超えの暑さ。
それが冷たい雨。
きのうはなんだったの?。
気象庁の責任者出てこいっ!。
ウチの気象予報士は相変わらず当てたんだけど、やっぱり晴れがいいって。
その男が首が回らないんだよ、借金で。
っていうのは嘘。
多分寝違いだと思うんだけど、そのまま回診してるという。
お前も患者さんだろう、ってね。
アネさんは気を使って、理学療法士を呼ぼうか?、とまで言ってくれたのに、
「痛いからいいです」だって。
たしかに整体みたいにゴリッっと首を倒されたり、強引に後ろを向かされたりするから痛いかもしれないけど、いつまでも回らないままでいるのかって話。
だって、患者さんに、
「お大事にね」
って言われてるんだから、おいおい・・・・・・。
いよいよ痛みがひどくなったと見えて、昼休みに院内コンビニでアンメルツを買ってきて何度も塗って。
アンメルツって、第三類医薬品といって、コンビニでも買える薬品なんですよ。
それだけに、効き目はしれてる。
塗った直後はすーっとして効いたかのような錯覚に陥るけど、体温で揮発してしまうんだよね。
効くのはゲル状のもの。
たとえば、フェルビナク、とかインドメタシンという成分のもの。
これはさすがにコンビニでは買えないけど、効き目はアンメルツなんか問題にならない。
だけど、彼は使えませーん。
なぜか?。
それは気管支喘息を持っているから。
インドメタシン成分の薬剤を使うと、最悪心停止を起こしてぽっくりいくよ。
ドラッグストアでも、薬剤師のいるところでは、必ず、商品を手にしたら、すぐ訊かれる。
「喘息はお持ちですか?」
びっくりするだろうけど、答えにまごついていると、さらに
「喘息をお持ちの方にはお売りできません。 副作用として心停止の可能性がありますから。 店としてはそうなられても責任は持てませんので」
たまに、救急搬送で、インドメタシンを使用したために心停止状態になってくる患者さんがいるからね。
匂いで分かるの。 あー喘息を持ってるのにインドメタシンを使ったなって。
ドラッグストアには説明義務があるのに、怠ってる店があるってことなんだけど。
フェルビナクもインドメタシンも使えない場合は、ゼノール・チックという、冷湿布の成分をゲルにしたものがいいかもしれない。
湿布は貼れないでしょ、動く箇所だから。 サロンパスも髪の毛があるから貼り付かないし。
くっつくけれど髪の毛だから、肝心の皮膚には成分が届かない。
でも、きょうは学習したよ。
今、ドラッグストアまでゼノール・チックを買いに行ってきた。
だけど、痛みは収まるとしても、首が回るようにはならないと思うんだけど。
寝違いって軽々しく言うけど、軟骨を含めた頚椎がずれたりする場合があるから。
理学療法士か整体しかないって、やっぱり。
痛いのは瞬間、首が回らないのは一生。
どっちを選ぶか。
ゼノールで効き目がないのに気づいた時には、選択肢として理学療法士なわけだからね。
アンメルツとゼノールはお金の無駄遣いだと気づいた時にはもう遅い。
理学療法士をいつやるか?
今でしょう。
午後9時まで病院に常駐してくれてるんだから、今でしょう。 あと5分だよ。
やらないと、明日も明後日もそのまた明日も、ずっと首が回らないままだよ。 それでいいの?。
よくないでしょう。
「バイオリンを構えると強烈に痛い!」
首が回らないから痛いんでしょ
「・・・・・・まあ・・・・・・」
きょうなんてタクトが思うようにあがらなかったじゃない
「本番までにはなんとか・・・・・・。 アフターコンサートだけだし」
マーチングはアルトサックスをかけるんでしょ
ものすごく痛いと思うけどな
「それまでに治るって」
どうやって治すの?
総合診療科では、驚くような方法があるんでしょ
「・・・・・・ない」
理学療法士さん、もう帰っちゃうかもしれないなー
「明日まで時間をください。 その間に腹を決めますから」
じゃあ、明日、予約を入れてもらうからね
彼を部屋においてスタッフステーションに行くと、いきなりアネさんに言われた。
「志村、先輩、喜んでくれて、今、電話で感謝されたよ。 ありがとうな。 これから毎晩8時まで練習だろう。 今年は6月8日なんだってな。 6月に入ったら午後9時まで練習だそうだ。 その時間は病棟のことを忘れて集中してくれ。 病棟は私のチームだけで大丈夫だから。 私だって医者のはしくれだよ。 病棟の患者さん全員の容態が悪くなっても全部に対応できるって。 そのための電子カルテの閲覧自由のチーム医療だろ。 それよりも先輩のことをよろしく頼む。 私がこうして医者をやってられるのも全部先輩のおかげなんだよ。 先輩あっての私だから、ミスKもチャックもガンバも、チャラい男もびんびんしごいていいから。 よろしく頼む」
はい
バトンチームの仕上がりのほうが早くて、音が引っ張られてるんですよ
紺野看護師のバトントワリングは完璧ですよ
「みんな隠れた才能があるんだよ。 バトン部か何かだったんだろう」
硬式テニス部だったようですが
「テニスか・・・・・・ラケットをバトンみたいに振り回してたんじゃないか、佐橋みたいに」
いやー、紺野ちゃんに失礼でしょう、佐橋ちゃんと同レベルで語るのは。
かもしれないですね
明日、理学療法士さんの予約をお願いします
「ハンチョウか。 やっとその気になったか。 アンメルツもゼノールもダメだったんだな。 理学療法士も入れるけど、X線も予約したほうがいいな。 頚椎がずれてる可能性もある。 枕が合わないだけで頚椎はずれるんだよ。 もろいんだな。 頑丈な登山用ロープじゃなくても、細い紐で②人を殺すってドラマによくあるけど、それが可能なんだ。 それもか細い女性の腕でな。 それ以後の話はハンチョウに聴いてみな。 検視を手がける医師なら突っ込んだ話もできるだろう」
わたしがスタッフステーションから出るのとすれ違いに、理学療法士の手を引いて奥さんがスタッフステーションに戻ってきた。
よっぽど、今お願いしようと思ったけれど、まずはX線の結果を見てから、か。
前後が逆になったけど、グランブルー・ドリームス・オーケストラが、6月8日に行われる「北海道音楽大行進」に出場します。 約4km、街の真ん中をマーチングして、ゴールした後、今度は会場を歩行者天国に移してコンサートを行うという、この街の一大行事。
いつかは出場したいということで、毎年、主催の吹奏楽連盟に申し込むんだけど、登校拒否やアスペルガーのいるバンドなんか出場させられない、と、受付さえさせてもらえなくて、いつも、商店街が主催の、マーチング後のコンサートにだけださせてもらっていたんだけど、昨年から、高校野球の21世紀枠みたいに、市長推薦特別枠というのができて、その枠での出場が昨年と今年かなったわけですよ。
吹奏楽連盟には差別的な発言をする方がいて、連盟の上層部で牛耳っているんですよ。
ちなみに首の回らない彼の中学時代の音楽を担当していた教師。
彼を吹奏楽部から3日で締め出したという、正反対に位置する教師。 入部して3日で、他の部員と同じようにきれいな音を出して合奏しろっていうのが間違いだと思うんですけど、彼の中学の吹奏楽部では当たり前だったみたいで。
わたしとウチの変なおじさんは、この件について意見が一致したくないんだけど、一致していて、
「彼の音楽のキャリアに対する妬みや嫌味が教師はもちろん、部員にもあって追い出したんだろう」と。
なぜ、登校拒否になるのかといえば、教師がだらしないってことでしょう。
いじめを隠蔽するのは自分たちの捻じ曲がったプライドだよ。
アスペルガーって障害だと思われてるけど、天才だよ。
物事の吸収力がものすごく早いの。
バンドでも譜面を渡したら、いきなり初見で吹き出すしね。
音符を追うだけならできる人は多い。
でも彼はアクセントという楽譜に書いていないものまで完璧に吹きこなしてる。
ちなみに、首の回らない男がアルトサックスを教えたんだけど、今は彼より上手いんだよ。
実家がジャズクラブを経営していて、その経営者でアスペルガーの彼の父親は元・陸上自衛隊の音楽隊出身という環境で、店を手伝う彼はジャズをシャワーのように浴びてるから、首の回らない彼が気づいた時には、ずっと前を走っていた。
首の回らない彼は、いまだに「三歩下がって師の影を踏まず」なんて言ってるけど、音楽は師弟関係じゃなくて、うまいほうが勝ちだからね。
とにかくいまだに偏見なんて通用しないよ。
首のまわらない彼は、中学時代、教師たちからの陰湿ないじめで躁うつ病を発症してしまった。
教師はいじめを止めさせる立場でしょ。
ところがニュース等を観ていると、あるんだなー、けっこう。
こんな学校に通わせる必要はない。
登校拒否させるのが最善策。
権威を傘に着て、やることがきたない!。
首の回らない彼みたいに、躁うつ病なんて、一生治らない、死ぬまで背負っていかなければならない病気を背負わせたくなかったら、今すぐ登校拒否をして。
フリースクールというものがあって、そこには同じようにいじめで登校拒否をしている生徒が集まってお互いの傷を舐めあってるから。 今は学校での単位として認められるフリースクールもあるしね。
本当に腹が立つよね。
登校拒否だから、アスペルガーだから、公の面前で音楽を演奏してはいけない。
ふざけるなっ!
何様のつもりだっ!
「うわっ! 背骨に響いた。 なんだよ。 デスクは叩くものじゃなくて、ものを書くための台なんだから。 そんなことで指を痛めるとサックスが吹けなくなるよ」
すみません、つい・・・・・・
あちゃー。
ところで何?
背骨に響いたって、首の痛みが、ってこと?
「ああ」
頷けないのがつらいよね。
ってことはだよ
「頚椎がずれてるかもしれない。 いや、確定診断だ」
一応X線を撮って、理学療法士だね
「しかないね」
理学療法士さんは盲目で、奥さんが手を引いて病棟の患者さんの、肩の痛みや腰の痛みを治療していくんだけど、1人しかいないから、1日に30組とか40組を相手にしなければならない。
丁寧すぎるくらい丁寧だから、すべて終わったら ヘロヘロ。
募集もしてるんだけど、みんな自分で開業してしまって、病院勤務をしてやろうっていう人がいない。
医師にしても看護師にしても、理学療法士さんも同じで、病棟勤務となるとやっぱり引くんだね。
わたしも考えがあさはかでした。
病棟ってあんなに大変だと思わなかったから。
外来って1日に百人近い、それもまったく症状の違う患者さんを診察するほうが絶対に大変だと思って病棟を希望したのに。
被災地のまだ営業を開始してない病院から看護師を引っ張るか、っていう話もしたんだけど、日本医師会を敵に回すからやめたり。
日本医師会って厚労省となあなあだから、敵に回したら、営業許可を取り上げられるからね、国に。
世の中、きょうも反省の色なし。
シャワーのように路面に当たっては跳ね返るような雨。
きのうは20℃超えの暑さ。
それが冷たい雨。
きのうはなんだったの?。
気象庁の責任者出てこいっ!。
ウチの気象予報士は相変わらず当てたんだけど、やっぱり晴れがいいって。
その男が首が回らないんだよ、借金で。
っていうのは嘘。
多分寝違いだと思うんだけど、そのまま回診してるという。
お前も患者さんだろう、ってね。
アネさんは気を使って、理学療法士を呼ぼうか?、とまで言ってくれたのに、
「痛いからいいです」だって。
たしかに整体みたいにゴリッっと首を倒されたり、強引に後ろを向かされたりするから痛いかもしれないけど、いつまでも回らないままでいるのかって話。
だって、患者さんに、
「お大事にね」
って言われてるんだから、おいおい・・・・・・。
いよいよ痛みがひどくなったと見えて、昼休みに院内コンビニでアンメルツを買ってきて何度も塗って。
アンメルツって、第三類医薬品といって、コンビニでも買える薬品なんですよ。
それだけに、効き目はしれてる。
塗った直後はすーっとして効いたかのような錯覚に陥るけど、体温で揮発してしまうんだよね。
効くのはゲル状のもの。
たとえば、フェルビナク、とかインドメタシンという成分のもの。
これはさすがにコンビニでは買えないけど、効き目はアンメルツなんか問題にならない。
だけど、彼は使えませーん。
なぜか?。
それは気管支喘息を持っているから。
インドメタシン成分の薬剤を使うと、最悪心停止を起こしてぽっくりいくよ。
ドラッグストアでも、薬剤師のいるところでは、必ず、商品を手にしたら、すぐ訊かれる。
「喘息はお持ちですか?」
びっくりするだろうけど、答えにまごついていると、さらに
「喘息をお持ちの方にはお売りできません。 副作用として心停止の可能性がありますから。 店としてはそうなられても責任は持てませんので」
たまに、救急搬送で、インドメタシンを使用したために心停止状態になってくる患者さんがいるからね。
匂いで分かるの。 あー喘息を持ってるのにインドメタシンを使ったなって。
ドラッグストアには説明義務があるのに、怠ってる店があるってことなんだけど。
フェルビナクもインドメタシンも使えない場合は、ゼノール・チックという、冷湿布の成分をゲルにしたものがいいかもしれない。
湿布は貼れないでしょ、動く箇所だから。 サロンパスも髪の毛があるから貼り付かないし。
くっつくけれど髪の毛だから、肝心の皮膚には成分が届かない。
でも、きょうは学習したよ。
今、ドラッグストアまでゼノール・チックを買いに行ってきた。
だけど、痛みは収まるとしても、首が回るようにはならないと思うんだけど。
寝違いって軽々しく言うけど、軟骨を含めた頚椎がずれたりする場合があるから。
理学療法士か整体しかないって、やっぱり。
痛いのは瞬間、首が回らないのは一生。
どっちを選ぶか。
ゼノールで効き目がないのに気づいた時には、選択肢として理学療法士なわけだからね。
アンメルツとゼノールはお金の無駄遣いだと気づいた時にはもう遅い。
理学療法士をいつやるか?
今でしょう。
午後9時まで病院に常駐してくれてるんだから、今でしょう。 あと5分だよ。
やらないと、明日も明後日もそのまた明日も、ずっと首が回らないままだよ。 それでいいの?。
よくないでしょう。
「バイオリンを構えると強烈に痛い!」
首が回らないから痛いんでしょ
「・・・・・・まあ・・・・・・」
きょうなんてタクトが思うようにあがらなかったじゃない
「本番までにはなんとか・・・・・・。 アフターコンサートだけだし」
マーチングはアルトサックスをかけるんでしょ
ものすごく痛いと思うけどな
「それまでに治るって」
どうやって治すの?
総合診療科では、驚くような方法があるんでしょ
「・・・・・・ない」
理学療法士さん、もう帰っちゃうかもしれないなー
「明日まで時間をください。 その間に腹を決めますから」
じゃあ、明日、予約を入れてもらうからね
彼を部屋においてスタッフステーションに行くと、いきなりアネさんに言われた。
「志村、先輩、喜んでくれて、今、電話で感謝されたよ。 ありがとうな。 これから毎晩8時まで練習だろう。 今年は6月8日なんだってな。 6月に入ったら午後9時まで練習だそうだ。 その時間は病棟のことを忘れて集中してくれ。 病棟は私のチームだけで大丈夫だから。 私だって医者のはしくれだよ。 病棟の患者さん全員の容態が悪くなっても全部に対応できるって。 そのための電子カルテの閲覧自由のチーム医療だろ。 それよりも先輩のことをよろしく頼む。 私がこうして医者をやってられるのも全部先輩のおかげなんだよ。 先輩あっての私だから、ミスKもチャックもガンバも、チャラい男もびんびんしごいていいから。 よろしく頼む」
はい
バトンチームの仕上がりのほうが早くて、音が引っ張られてるんですよ
紺野看護師のバトントワリングは完璧ですよ
「みんな隠れた才能があるんだよ。 バトン部か何かだったんだろう」
硬式テニス部だったようですが
「テニスか・・・・・・ラケットをバトンみたいに振り回してたんじゃないか、佐橋みたいに」
いやー、紺野ちゃんに失礼でしょう、佐橋ちゃんと同レベルで語るのは。
かもしれないですね
明日、理学療法士さんの予約をお願いします
「ハンチョウか。 やっとその気になったか。 アンメルツもゼノールもダメだったんだな。 理学療法士も入れるけど、X線も予約したほうがいいな。 頚椎がずれてる可能性もある。 枕が合わないだけで頚椎はずれるんだよ。 もろいんだな。 頑丈な登山用ロープじゃなくても、細い紐で②人を殺すってドラマによくあるけど、それが可能なんだ。 それもか細い女性の腕でな。 それ以後の話はハンチョウに聴いてみな。 検視を手がける医師なら突っ込んだ話もできるだろう」
わたしがスタッフステーションから出るのとすれ違いに、理学療法士の手を引いて奥さんがスタッフステーションに戻ってきた。
よっぽど、今お願いしようと思ったけれど、まずはX線の結果を見てから、か。
前後が逆になったけど、グランブルー・ドリームス・オーケストラが、6月8日に行われる「北海道音楽大行進」に出場します。 約4km、街の真ん中をマーチングして、ゴールした後、今度は会場を歩行者天国に移してコンサートを行うという、この街の一大行事。
いつかは出場したいということで、毎年、主催の吹奏楽連盟に申し込むんだけど、登校拒否やアスペルガーのいるバンドなんか出場させられない、と、受付さえさせてもらえなくて、いつも、商店街が主催の、マーチング後のコンサートにだけださせてもらっていたんだけど、昨年から、高校野球の21世紀枠みたいに、市長推薦特別枠というのができて、その枠での出場が昨年と今年かなったわけですよ。
吹奏楽連盟には差別的な発言をする方がいて、連盟の上層部で牛耳っているんですよ。
ちなみに首の回らない彼の中学時代の音楽を担当していた教師。
彼を吹奏楽部から3日で締め出したという、正反対に位置する教師。 入部して3日で、他の部員と同じようにきれいな音を出して合奏しろっていうのが間違いだと思うんですけど、彼の中学の吹奏楽部では当たり前だったみたいで。
わたしとウチの変なおじさんは、この件について意見が一致したくないんだけど、一致していて、
「彼の音楽のキャリアに対する妬みや嫌味が教師はもちろん、部員にもあって追い出したんだろう」と。
なぜ、登校拒否になるのかといえば、教師がだらしないってことでしょう。
いじめを隠蔽するのは自分たちの捻じ曲がったプライドだよ。
アスペルガーって障害だと思われてるけど、天才だよ。
物事の吸収力がものすごく早いの。
バンドでも譜面を渡したら、いきなり初見で吹き出すしね。
音符を追うだけならできる人は多い。
でも彼はアクセントという楽譜に書いていないものまで完璧に吹きこなしてる。
ちなみに、首の回らない男がアルトサックスを教えたんだけど、今は彼より上手いんだよ。
実家がジャズクラブを経営していて、その経営者でアスペルガーの彼の父親は元・陸上自衛隊の音楽隊出身という環境で、店を手伝う彼はジャズをシャワーのように浴びてるから、首の回らない彼が気づいた時には、ずっと前を走っていた。
首の回らない彼は、いまだに「三歩下がって師の影を踏まず」なんて言ってるけど、音楽は師弟関係じゃなくて、うまいほうが勝ちだからね。
とにかくいまだに偏見なんて通用しないよ。
首のまわらない彼は、中学時代、教師たちからの陰湿ないじめで躁うつ病を発症してしまった。
教師はいじめを止めさせる立場でしょ。
ところがニュース等を観ていると、あるんだなー、けっこう。
こんな学校に通わせる必要はない。
登校拒否させるのが最善策。
権威を傘に着て、やることがきたない!。
首の回らない彼みたいに、躁うつ病なんて、一生治らない、死ぬまで背負っていかなければならない病気を背負わせたくなかったら、今すぐ登校拒否をして。
フリースクールというものがあって、そこには同じようにいじめで登校拒否をしている生徒が集まってお互いの傷を舐めあってるから。 今は学校での単位として認められるフリースクールもあるしね。
本当に腹が立つよね。
登校拒否だから、アスペルガーだから、公の面前で音楽を演奏してはいけない。
ふざけるなっ!
何様のつもりだっ!
「うわっ! 背骨に響いた。 なんだよ。 デスクは叩くものじゃなくて、ものを書くための台なんだから。 そんなことで指を痛めるとサックスが吹けなくなるよ」
すみません、つい・・・・・・
あちゃー。
ところで何?
背骨に響いたって、首の痛みが、ってこと?
「ああ」
頷けないのがつらいよね。
ってことはだよ
「頚椎がずれてるかもしれない。 いや、確定診断だ」
一応X線を撮って、理学療法士だね
「しかないね」
理学療法士さんは盲目で、奥さんが手を引いて病棟の患者さんの、肩の痛みや腰の痛みを治療していくんだけど、1人しかいないから、1日に30組とか40組を相手にしなければならない。
丁寧すぎるくらい丁寧だから、すべて終わったら ヘロヘロ。
募集もしてるんだけど、みんな自分で開業してしまって、病院勤務をしてやろうっていう人がいない。
医師にしても看護師にしても、理学療法士さんも同じで、病棟勤務となるとやっぱり引くんだね。
わたしも考えがあさはかでした。
病棟ってあんなに大変だと思わなかったから。
外来って1日に百人近い、それもまったく症状の違う患者さんを診察するほうが絶対に大変だと思って病棟を希望したのに。
被災地のまだ営業を開始してない病院から看護師を引っ張るか、っていう話もしたんだけど、日本医師会を敵に回すからやめたり。
日本医師会って厚労省となあなあだから、敵に回したら、営業許可を取り上げられるからね、国に。
世の中、きょうも反省の色なし。