きょうは、夜の大戦争に備えて、活動休止。
 と言っても、全休符とはいかなかったですが。
 教会へ行って(お彼岸に教会!)、食事を三食調達死に出かけるだけ。
 さすがの変なおじさんも、きょうは家族での食事を強要はしなかった。
 10月1日診察開始に向けて、土曜も日曜もなく準備をしてるから。
 看護師たちはお祭りの準備。
 9月29日土曜日に、不思議ちゃんの提案で、「医療センター健康まつり」を催すことになった。
 ウチの病院って、1度足を踏み入れたら、棺桶の中に入ってしか出ることはできない、って超有名だから。
 年配の人に「道北病院」って言うだけで、顔色を変えて逃げ出すよ。
 「道北病院」というのは、かつての名称。 「独立行政法人 国立病院機構 道北病院」。
 今は、小泉改革で、国立病院機構 旭川医療センター」。
 ほかの病院で、「医療センターしかどうすることもできないから、ご紹介します」って言うと、大抵は泣き出す。 死刑宣告に聴こえるからね。
 「じゃあ、簡単じゃない。 病院を開放してすべてを見てもらえば、死刑台かどうかわかるよ」
 世間話の中で、たいした考えもなしに言った一言がとんでもないことに発展した。
 「こういうことを、日本語では後悔は後先に立たないって言うんだね。 いい勉強になった」
 院長が、っていってもアネさんだけど、「ハンチョウ、お前はいいことを考えるね。 企画しろ」
 「ちなみにアメリカでは、こぼれてしまったミルクはマグカップには戻らないって言うんだ」
 彼は企画をまとめ上げ、院長に提出して一発OK。
 「ただ、大女優さんを呼ぶのは無理だろう。 ギャラの問題はないが、こんな片田舎まで来てくれるのか?」
 「スケジュールを入れました。 御本人も暇になったので」
 由美かおるさん。 『水戸黄門』のくノ一で、入浴シーンで視聴者を釣り上げていた女優さん。
 「アンチエイジング」についての講演をしてもらうんだって。
 年齢を聴いて、わたしはOKした。
 そんな年齢には見えない。
 アラフォーのわたしよりはだがきれいだしね。
 彼の映像ライブラリーには昭和42年頃から、昭和40年代、まだ、水戸の問屋のご隠居さんたちと旅を始める前の記録があるんだけど、『フラワーアクション 009-1』という女性だけのエージェント組織の活躍を描いた、石ノ森章太郎先生原作のドラマでも、『エスパイ』という超能力を持ったエージェントたちの組織が、超能力を悪用して世界を滅ぼそうとするテロ集団に立ち向かう特撮アクション映画でも、肌も体の線も動きも全く変わってない。
 その由美かおるさんが、簡単にできるアンチエイジングを教えてくれる。
 お化粧をしないんだって。 リップをその場によって塗り替えているだけで、ファンデーションや化粧水は一切使ってない。
 信じられないけど、講演を聴けばわかるでしょう。
 
 アマチュア和太鼓連盟の演奏にヨガ、看護師たちのコンサートのステージイベントに、由美さんの講演。
 無料健康診断に無料がん検診。 がん検診は本格的な、通常数万円かかるものを無料で行う。
 これで臨床検査室について理解してもらえる。
 はりきってるよ、彼らは。 それで、こっちが出した検査の結果を出すのをやめて、祭りにかけてる。
 いいかげんにしろ!。
 胃カメラ、気管支カメラ、内視カメラ体験コーナー。
 実際に来場者が操作できる。
 わたしの見せ場。
 薬剤部は薬剤師体験。 本物の薬剤を使うわけにはいかないから、マーブルチョコを使う。
 いろんな色があって、薬剤っぽいからね。
 放射線量チェック。 放射線科の連中が無料で測定してくれる。
 福島のものはなんでも放射線があるから、って敬遠するでしょう。 これを行うと、どこの誰でも生まれてから一度も家から出たことのない人以外は放射線を浴びて、体に残留してるってことがわかって、福島産を敬遠しなくなる。
 AED体験コーナー。 これは救急救命士が、最近はスーパーやショッピングモールなどに備え付けられているAEDを使って、もしかの時にどのようにすればいいか体験しながらAEDの達人になれる。
 無料医療相談。 院長以下の医師たちと、総合診療科の不思議ちゃんによる健康相談。 普通は5千円かかるのが無料。
 そして、麻酔科による、快適な睡眠を得るための無料相談。 睡眠導入剤や睡眠薬の乱用を避けて、快適に眠るためのノウハウを、来場者ごとに相談に乗ってくれる。
 ウチの病棟の一子さんによる、「痛みのコントロールを教えます」コーナー。 緩和ケアとは何か、まだいまいち一般的じゃないから、緩和ケアとはがんだけではなく、頭痛、歯痛、腹痛などあらゆる痛みのケアなのだとわかってもらう。

 そして、事務部は模擬店を連ねる。
 看護師たちを呼子にして。
 
 とにかく、病院を開放すれば、ここが地獄ではないことがわかるでしょう。
 脳関係も何かやるらしい。
 教会の駐車場で、「ドクター・脳」だ、って、変なおじさんが笑ってた。
 まず、その前におまえのくだらない脳をなんとかしろ!。
 『007/ドクター・ノオ』にひっかけたんだろうが、オヤジギャグの究極的スタイル。
 
 昼食をセヴンイレヴンにするかローソンにするかで、軽く揉めた。
 日曜は夫婦で、あるいは家族で揉めてはいけない、という戒律があるから、軽く、ね。
 不思議ちゃんはローソンにAmazonn.co.jpから荷物が届いているから、ローソンに行くというし、わたしはなんでも高いローソンは嫌いだからセヴンイレヴンに行きたかった。
 ローソンで荷物を取って、セヴンイレヴンで食事を買えばいいじゃないか、舟木医師は言った。
 簡単なことだよ。 それでいいじゃない。
 ところで荷物ってなに?
 「ブルーレイBOXと単品のブルーレイ」
 タイトルは?
 「『怪奇大作戦』ブルーレイBOX上巻。下巻は11月発売で予約済み」
 DVDで揃ってるよね
 わたし、あれならいい
 価格を犯罪に悪用する者との攻防だからね
 刑事ドラマだよ
 『CSI』って海外ドラマはこの作品のファンだったプロデューサーがオマージュとして作ったんでしょ
 「そう。おっしゃる通りで。 DVDは収納にスペースがなくなったら、ブックオフで10円買取にでもする」
 単品は?
 「『トレマーズ 1』」
 なに?
 「ハリウッドのコメディー怪獣映画。グラボイスという超巨大ミミズと田舎町の住民が力を合わせて闘う。 どうしようもないB級なのに、シリーズが5まで続いた。 邦画も1本、角川映画をね。 角川映画第一作」
 『犬神家の一族』はこの前レンタルして
 「観たけど、東宝ビデオ発売の古いもので、画面が4:3。 アナログテレビにトリミングされていて映像がところどころおかしいから、上映時のビスタサイズの角川大映映画株式会社発売のブルーレイにした。DVDと価格が同じだったから」
 わたしは絶対に観ない。
 『怪奇大作戦』も確かにホラー要素がある。 でも科学というトリックがあるからね。 事件の謎を解く科学捜査研究所のメンバーの哀しみも描かれているし、『犬神家』みたいに財産を狙った乗っ取り劇なのに、不必要な恐怖映像がある。 次元が違うよ。

 『トレマーズ』は観たけど、はっきり言っておもしろい。 ばかばかしいんだけど、ばかばかしさがおもしろい。
 全部、ブルーレイで揃うのかな?。
 全部観たい。

 さあ、ミミズとじゃないけど戦争開始だ。

 追記
  えー、臨床心理士班が何をするのか、書き忘れて怒られてしまいました。
  彼らは「無料カウンセリング」を行い、その場で解決できる問題は解決し、その日に受任した案件は問題が片付くまで無料で応対するということです。
  高いんですよね。カウンセリングって。 30分感で1回5千円。 30分ごとに5千円ずつ加算されていくんです。
  弁護士の相談会と同じ形式と価格ですよ。
  弁護士の無料相談は何も片付きません。
  ただ、話を聞いて、「あなたはどう結論するつもりなの」って言われるだけで、弁護士さんはこうしなさいとか、結論を話しません。
  それをしてくれるのは受任してからの話で、受任するということは、着手金として50万円を収めてからですから。
  臨床心理士はその日に限って、受任しても一円も要求されません。
  ただし、闇金だとか架空請求、マンションの敷金の未返納問題などは相談に乗れません。
  あくまで精神的なストレスや子どもさんの登校拒否やひきこもり、リストカットなど、精神分野の問題に関してだけです。
  うつ病かもしれないけど、どうだろうか。 結果がわかれば心療内科や精神科で、彼らの目に叶う、「いい医師」を紹介してくれます。 無料の紹介状を書いてくれるとのことなので、その後の治療について、紹介された医師が責任をもって治療してくれます。 紹介状は通常、3,150円支払わなければ受け取れないので、それだけでもお得なのだそうです。
 場合によっては、総合診療科の不思議ちゃんが心理士の要請で、相談に乗ってくれるみたいですよ。

 しかし、『犬神家』に怒られるとは・・・・・・。