胃癌は近年減っているといっても、先進国の中では突出して日本に多い癌だ。 どんな人が胃癌になりやすいのか。
最近はよくピロリ菌との関係が報じられる。 ちなみに「ピロリ」とは胃の出口である幽門のことである。 胃にピロリ菌が感染している人は、そうでない人に比べて2~3倍も胃癌になりやすい。 4倍という研究報告もある。 ピロリ菌が感染すると、数年から数十年かけて慢性胃炎になる人がいる。 そしてその慢性胃炎の胃に、胃癌ができることがあるのだ。
自分がピロリ菌に感染しているかどうかは、今では簡単にわかるし、治療法も確立している。 薬を一週間内服すればよい。 そして一旦除菌すれば、成人はめったに再感染しない。
ピロリ菌を退治すれば胃癌は解決するのかといえば、話はそんなに単純ではない。
実は、世界の半数の人がピロリ菌に感染している。 この人たちすべてが胃癌になるわけではない。 ピロリ菌に感染しても、胃癌になる人は数%もいない。 多くの人にとってピロリ菌はなんの害もない。 少なくとも、胃癌の「ピロリ菌単独犯説」が間違っていることは確かである。 それに、ピロリ菌に感染していないのに、胃癌になる人たちも多い。
ピロリ菌の問題はこれだけではない。 ピロリ菌を退治すると、今度は逆流性食道炎や食道線癌、噴門部癌になりやすくなるのだ。 ピロリ菌の除菌は、ある癌を減らし、別の癌を増やすのである。 医学にジレンマはつきものだ。 結局、ピロリ菌は胃癌になりやすい人に限って除菌するのが現実的である。
早期の胃癌は、胃カメラで胃粘膜をけzるだけで終わってしまう。 この人たちは胃を切除したわけではないから、その胃に将来また胃癌ができやすい。たとえばこんな人のピロリ菌は除菌したほうがよい。
◆胃癌危険度チェック
チェックは、次の六項目の( )内の得点を合計して判断する。
1、血液型がA型 (2)、それ以外 (1)
2、果物や野菜は人より多く食べる (1)、人並み (2)、 あまり食べない (4)
3、塩味は濃い目が好き (4)、人並み (2)、 薄め (1)
4、タバコを吸う (4)、吸わない (1)
5、潰瘍または癌で胃切除を受けている (15)、受けていない (1)
6、肉親に癌だった人がいる (4)、いない (1)
数字の合計が6点ならば胃癌になりにくい人、14点以上ならば胃癌になりやすい人と考える。 項目は根拠のあることだが、得点はわたしが適当につけた。 多くの人に胃カメラ検診を受けてもらいたくて作ったチェックだ。 職場の集団検診や、市の主催する集団検診で、胃癌は意外に見つかる可能性は多い、換わった癌だ。ちなみに、他の部位の癌は人間ドックでなければ発見できない。 燻製や塩分の多い食べ物を避け、新鮮な果物と生野菜を多く食べれば、胃癌は減ることはわかっている。 しかし、それでも充分な予防はできない。
早期発見、・早期治療につきるのである。
アラフォーで亡くなった同級生の無念さを思えば、わたしは胃カメラ検査を百回受けても苦しいとは言わない。
最近はよくピロリ菌との関係が報じられる。 ちなみに「ピロリ」とは胃の出口である幽門のことである。 胃にピロリ菌が感染している人は、そうでない人に比べて2~3倍も胃癌になりやすい。 4倍という研究報告もある。 ピロリ菌が感染すると、数年から数十年かけて慢性胃炎になる人がいる。 そしてその慢性胃炎の胃に、胃癌ができることがあるのだ。
自分がピロリ菌に感染しているかどうかは、今では簡単にわかるし、治療法も確立している。 薬を一週間内服すればよい。 そして一旦除菌すれば、成人はめったに再感染しない。
ピロリ菌を退治すれば胃癌は解決するのかといえば、話はそんなに単純ではない。
実は、世界の半数の人がピロリ菌に感染している。 この人たちすべてが胃癌になるわけではない。 ピロリ菌に感染しても、胃癌になる人は数%もいない。 多くの人にとってピロリ菌はなんの害もない。 少なくとも、胃癌の「ピロリ菌単独犯説」が間違っていることは確かである。 それに、ピロリ菌に感染していないのに、胃癌になる人たちも多い。
ピロリ菌の問題はこれだけではない。 ピロリ菌を退治すると、今度は逆流性食道炎や食道線癌、噴門部癌になりやすくなるのだ。 ピロリ菌の除菌は、ある癌を減らし、別の癌を増やすのである。 医学にジレンマはつきものだ。 結局、ピロリ菌は胃癌になりやすい人に限って除菌するのが現実的である。
早期の胃癌は、胃カメラで胃粘膜をけzるだけで終わってしまう。 この人たちは胃を切除したわけではないから、その胃に将来また胃癌ができやすい。たとえばこんな人のピロリ菌は除菌したほうがよい。
◆胃癌危険度チェック
チェックは、次の六項目の( )内の得点を合計して判断する。
1、血液型がA型 (2)、それ以外 (1)
2、果物や野菜は人より多く食べる (1)、人並み (2)、 あまり食べない (4)
3、塩味は濃い目が好き (4)、人並み (2)、 薄め (1)
4、タバコを吸う (4)、吸わない (1)
5、潰瘍または癌で胃切除を受けている (15)、受けていない (1)
6、肉親に癌だった人がいる (4)、いない (1)
数字の合計が6点ならば胃癌になりにくい人、14点以上ならば胃癌になりやすい人と考える。 項目は根拠のあることだが、得点はわたしが適当につけた。 多くの人に胃カメラ検診を受けてもらいたくて作ったチェックだ。 職場の集団検診や、市の主催する集団検診で、胃癌は意外に見つかる可能性は多い、換わった癌だ。ちなみに、他の部位の癌は人間ドックでなければ発見できない。 燻製や塩分の多い食べ物を避け、新鮮な果物と生野菜を多く食べれば、胃癌は減ることはわかっている。 しかし、それでも充分な予防はできない。
早期発見、・早期治療につきるのである。
アラフォーで亡くなった同級生の無念さを思えば、わたしは胃カメラ検査を百回受けても苦しいとは言わない。