憧れのEWIを吹いてます。
彼のを借りたんだけどね。
EWI。エレクトロニック・ウッドウインド・インストゥルメント。
クラリネット型シンセサイザー。
木管楽器って2オクターブ半しか音が出ないんだけど、これはピアノと同じ8オクターブの音域を持ってるんですよ。
アイルトン・セナがマクラーレン・ホンダで走ってる頃、F1GPのオープニング・テーマ「TRUTH」のメロディーをとっていたことで一般に広まったんだけど、その頃からは改良されて、当時は音源モジュールと管体をケーブルでつないで、さらにギターアンプかキーボードアンプに音源をつないで音を出してたんだけど、今は音源が管体に内蔵されているものと、ノートブックに音源ソフトをインストールして、USBでつないで音を出すものがある。
音源内蔵を持ってみたんだけど、重くて楽器を支える右親指がしびれてくるからUSBを借りることにした。
「リコーダーは吹ける?」
って彼が訊くから、なんとなく覚えてるよ、って答えた。
思い出すもんだよね、やりたいものが目の前にあると。
「リコーダーが吹ければ90%はマスターしたことになるんだ。後は替え指的なものだから。下の凸凹のついたローラーがピアノの標準のオクターブ。ローラーとローラーの間に指を置くことと、右親指を銀色のプレートに置くことによってアースの役割になる。その親指を上下斜め向きに突き出している部分のプレートにスライドさせると、ベント。ピアノで言うとグリッサンド。上のプレートなら音がしゃくれ上がるし、下なら急激に落ちる」
思い通りにコントロールできるんだなー、これが。
今夜中に「TRUTH」のメロディーだけでもマスターするぞ!
あっ、そうか。
きょうからまた、4F病棟での日々を送ります。
何もかも分かり合ってる仲間がいて、ユニークな患者さんがいて。
朝礼前にアネさんに訊かれました。
「おい、志村。おまえさー、何事もなく、まあ地元の空港に降りてからは猛吹雪でバスは運休するし、タクシーも走れるような吹雪じゃないから動いてない中を3時間かけて病院までたどり着いたんだ。よくやったなー。それでさ、おまえが今、一番やりたいことはなんだ。ことによっては休暇も考えてもいい。回らない寿司が食べたいとか、フルコースがいいとか。温泉でゆっくりしたいとか、あるだろう?」
一番だから1つだけですか?
「いや、そういうわけじゃない」
じゃあ、KARAの新譜をタワーレコードに取りに行きたいのと、映画『はやぶさー遥かなる帰還』を観たい
23日が最終日だから
看護師長も一子さん(彼と緩和ケアの方法論を作り上げた看護師で、750CCを乗り回す走り屋看護師)も宇野看護師も口をポカンと開けてわたしを見てるよ。わたし何かおかしなこと言った?。
「・・・・・・そんなことか。映画はな、レイト上映だぞ。勤務明けになるだろ。イオンモールだって午後11時閉店だから勤務終わりに行けばいいだろ。もっと、あるだろ、温泉につかって、湯気が天井からぽたりと背中に落ちて、冷たい!って湯船にまたつかる」
あー、ババンババンバンバン、ハァービバノンノノンノ。
ババンババンバンバン、ハァービバノンノノンノ。
宿題やれよ! 風呂入れよ! 歯磨けよ! じゃ、また来週!
ってスカパーで再放送をやってるし、DVDもレンタルでみたやつだ。
それは・・・・・・
「それは?」
全然ないです
途端に看護師長はパソコンのキーボードに頭を打ち付けて電子カルテをめちゃくちゃにするし、一子さんは棚に注射針や注射筒を入れてたのを床にばら撒くし、宇野看護師はカートに思い切り頭を叩きつけるし。
冷めた態度で見ていた翔子は寄ってきて、耳元で、
「空気を読め、アホ」
姉に向かってアホって言った。
姉に向かってアホって言った。
世の中、許されることとそうじゃないことがあるんだよ。
30過ぎて嫁の貰い手がないのは一般常識に欠けてるからだ、アホ!。
妹が姉に言うのはだめだけど姉が妹に言うのはいいの。
「わかった。それが一番やりたいんならそれでいい」
フィンランドでは部屋にサウナがついていて、毎日入っていたので温泉はそれほど
「フィンランドがサウナの発祥の地だからな。よし、まず、仕事だ。21日水曜日、例会があるんだ。先月はわたしが台本と司会をやって見事に患者さんをしらけさせた。おまえとハンチョウで台本と司会進行をやってもらう、いいな」
はい
ひらめいたよ、いいアイディアが。
卒業コンサートも近いし、彼らのリハーサルに使おう。
ということで、今夜は午後9時まで、卒業コンサートの練習に行って、例会への出演を快諾してもらいました。
EWIの練習があるので、申し訳ありませんが、きょうの更新とさせてください。